いせひでこさん の『ルリユールおじさん』(講談社)の原画展が始まりました。
その朝はとくべつな一日の始まりだった。
一冊の植物図鑑が修復されるまでの少女ソフィーと老ルリユール(製本職人)との出会いと交流を描いた物語。2006年9月に刊行され、19年経った今も愛され読み継がれている名作です。
ルリユールの看板が!
原画から醸し出されるパリの空気をお楽しみください。
店のドアの前では、大切な植物図鑑を愛おしそうに抱えているソフィーが皆様のお越しをお待ちしています。
私が『ルリユールおじさん』に出会ったのは、2006年、絵本屋になった年の秋です。
2008年3月に丸善で原画を見て感動し、私にとってずっと大切な一冊の絵本となりました。それから17年、当店で原画展をさせていただけることは大変感慨深いものがあります。
いせさんの水彩で描かれた原画は、一枚一枚がタブローのようで見応えがあります。
東京では、久しぶりの展示とのこと、たくさんの方に見ていただきたいです。
皆様のお越しをお待ちしています。
【いせひでこさん 在廊予定日】
5/3(祝・土)14時〜
【トークイベント・サイン会】
①5/11(日)②5/18(日)③5/25(日)
14:00〜16:00 トーク(予約者のみ/満員御礼)
16:15〜サイン会は、どなたでも参加できます。