4月23日(土)の夜、俳人の土肥あき子さんを囲んで、第30回コガモ句会が行われました。
この日の席題は、「遠足」。
実際には秋の遠足もあるが、俳句では「野遊び」同様、戸外の遊びとして春のものとされる。江戸末期には徒歩で遠くまで行くことを「遠足」と呼んでいたが、明治になって教師が生徒を引率して日帰りで校外にでかける学校行事として使用されるようになった。学校遠足は明治21年4月に弘前の小学校で行われたのが始まりといわれる。(土肥あき子さんの資料より)
「遠足」、なんと懐かしい言葉でしょう。皆さん、様々な情景が思い浮かんだようで、いつもより早めに投句される方が多かったです。
この日の高点句は、
尾根道を遠足の列に道ゆづり Hさん
遠足の交換たのしたまごやき Tさん
遠足や写真はいつも後列に Kさん
遠足やてるてる坊主三つ下げ Kさん
遠足は誰もが体験しているからでしょうか、今回は、皆さんの遠足の思い出と結びつくおもしろさがありました。
久しぶりにお弁当をもって遠足に出かけてみたくなりました。
*土肥あき子さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
この日、風邪のためお休みの方が何人かいらっしゃいました。寒暖の差が激しく、体調を崩される方も多いようです。実は私も今週風邪をひいてしまい、思うようにからだが動けませんでした。皆さんも、どうかお身体を大切にお過ごしください。