6月26日(土)の午後、翻訳家でストーリーテラーの多賀京子さんをお迎えして「語りの会」が行われました。
第7回目となる今回は、日本の昔話の「かにかに こそこそ」から始まりました。
次にファージョンの「小さいお嬢さまのバラ」。多賀さんの語りからは色鮮やかなバラが見え、子どもたちの話し声まで聞こえてくるようでした。
おはなしの合間に3つの詩を読んでくださいました。
「木」清水たみ子、「かぜと木」岸田衿子、「ケヤキ」まど・みちお
多賀さんは、小学校の子どもたちにもよく詩を朗読するそうです。
ひとつひとつの言葉を大切にしていることがよくわかりました。
その後、「ものいうなべ」(デンマークの昔話)と「かえるの王さま」(グリムの昔話)を語ってくださいました。
多賀さんの落ち着いた声は私たちを心地よくお話の世界に誘ってくれました。みなさんの心の中にはそれぞれのお話の絵が見えたことでしょう。心がやわらかくなるような気がしました。
多賀京子さん、素敵な語りをありがとうございました。
参加くださった皆さんもありがとうございました🦆