12月11日(土)の夕、俳人の土肥あき子さんをお迎えして第57回コガモ句会を開催しました。
兼題は、【木枯らし】凩。
高点句は、
木枯らしや信号待ちの長きこと 紀子
凩の残した一葉陽にひかる 節子
木枯の「ムンクの叫び」山河越ゆ 清美
木枯らしや送電線の山を越え 洋子
木枯や解体現場は外国人 一朗
取り合わせが面白かったり、音を感じる句などが共感を得ました。
この日の席題は、【年賀状に一句】。
干支の「寅」や、時候や遊びなどの季語を使い、年賀状に添える一句に挑戦しました。
高点句は、
五枚ほど父の代筆年賀状 紀子
羊羹はとら屋と決めてお正月 克義
虎年の吾子廻す独楽祖父の作 清美
俳句が添えられた年賀状、素敵ですね。憧れます。
次回のコガモ句会は、2月26日(土)18:00〜19:30です。
兼題は、【鶯】春告鳥。
コガモの投句も受け付けています。「当季雑詠」、その季節の句であれば何でも大丈夫です。締め切りは2月26日(土)、直接お持ちいただくか、FAXまたは郵送でお願いいたします。
季節の移ろいを感じながら、日々の暮らしを彩る俳句。皆さんと一緒に楽しんでみませんか。ご参加をお待ちしています。