3月6日(日)あずみ虫さん・中川ひろたかさん ギャラリートーク&サイン会

3月6日(日)の午後、あずみ虫さんと特別ゲストの中川ひろたかさんをお迎えしてギャラリトークが開催されました。

最初にお二人が『ぼくたちのきせき』を交互に読んでくださいました。

それから、『ぼくたちのきせき』の制作秘話をお話しくださいました。

中川さんはたくさんの著作本があるのですが、ご自身で絵描きさんを指名することはないそうで、『ぼくたちのきせき』も編集者さんからの提案だったそうです。ただ、先端恐怖症の中川さんにとってあずみ虫さんのアルミ板を切って彩色する技法は「いいんだけど、痛いんだよ!」とのことで、ダンボールになりました。あずみ虫さんにとってもダンボールは初めての試み、中川さんがあずみ虫さんを切り開いたとも言えますね^^

あずみ虫さんは、中川さんから『ちいさいおうち』の世界観で作ってほしいとのアドバイスをもらい、同じ場所で時の移り変わりを描かれました。江戸時代(?)と現代のページを見比べてみると…確かに同じ建物やお店が存在しています。皆さんもよおくご覧くださいね。

また、あずみ虫さんの子どもの頃から絵本作家になるまでのお話やアラスカのお話、中川さんが保育士になられた理由やどのように現在の作家やシングソングライターなど幅広い活動をするようになったのかもお話ししてくださいました。ダジャレたっぷり、笑いの絶えない1時間半でした。

近々刊行される『はやくしなさい!』(村上康成・絵 金の星社)も紹介してくださいました。とても素敵な絵本です。どうぞお楽しみに!

中川さんの弾き語りで「世界中のこどもたちが」♪

そして、名曲「にじ」♪  最後は皆で大合唱に ♪

ベースの落ち着いた音色がここちよく心に響きました。深い感動とともにギャラリートークは終了しました。

サイン会も大盛況!

『ぼくたちのきせき』を手に記念撮影

中川ひろたかさんの絵本は、「ピーマン村」シリーズなど当店でも人気です。今回初めて中川さんをお迎えすることができ、絵本同様楽しいお話にいっぱい笑い、元気をいただきました。

星野道夫さんに惹かれ、アラスカを訪れるようになったあずみ虫さん、今は一年の半分をアラスカで暮らし、いつかアラスカの絵本を作りたいと話されました。その熱い想いと行動力をすごいなって思うとともに勇気をもらいました。

この日、皆さんと同じ場所で同じ時間を過ごせた“きせき”に感謝いたします。

あずみ虫さん、中川ひろたかさん、ありがとうございました。

参加くださった皆さん、ありがとうございました。

原画展は、27日(日)までです。

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