8月7日(日)『カモのきょうだい クリとゴマ』(アリス館)と『クジラの骨と僕らの未来』(理論社)の作者、なかがわちひろさんと中村玄さんをお迎えして、ギャラリートークが行われました。
トークが始まる前に、皆さんに自分が知っているクジラの絵を描いてもらいました。
さあ、クジラの授業の始まりです。さっそく描いてもらったクジラの絵を玄さんに見せます。
なかなかちゃんと描けているようですよ。
最初に「クジラの体の仕組みを知ろう!」。ということで、鼻の位置や尾びれのつき方やヒゲクジラ類とハクジラ類の違い、クジラヒゲのことなど、玄さん手作りのクジラのぬいぐるみを使って説明してくださいました。
次に「クジラクイズ」に答えながら、クジラのあれこれを教えていただきました。
「シロナガスクジラの年齢は何からわかる?」「イルカのおでこの中にあるものは?」なんていう質問にもちゃんと答える子どもたち。よく知ってますね〜 感心しました。
東京近郊だと八丈島でザトウクジラを見ることができるそうです。足湯につかりながら「ホエールウォッチング」なんてサイコーですね。「いいなぁ」という声が会場から上がりました😀
事前に『クジラの骨と僕らの未来』の本を読んできた子どもたち、「なるほど!」「そーなんだ!」と本当にタイミングのよい反応の声😄 子どもたちと一緒に大人も楽しく真剣にお話に聞き入りました。
後半は、「うちの内輪話」。
なかがわさんは、玄さんのダンゴムシから始まった生きもの好きな子どもの頃のお話や生きものとの様々なエピソードをお話くださいました。玄さんからも画像を見せていただきながら、ご自身の歩みを語ってくださいました。
子どもの好奇心や発見に対する親の反応次第でその後の子どもの道が分かれるのでは、というお話や、子どもにとって親だけでなく周りの大人との触れ合いや声かけ、見守りが大切なんだというお話が心に響きました。
子育て中の方には、大きな励ましになったのではないでしょうか。
トークの後のサイン会、一人一人と丁寧にお話ししながらサインしてくださいました。
クジラのサイン🐋
なかがわちひろさん(左)と中村玄さん(右)
トークイベント後、参加してくれた子どものお母様から「家に帰ってもずっとクジラの話をしています。」「八丈島に行きたい!と言っています。」などという感想が届きました。
「玄さんのお話を小学生の時に聞いていたら、将来が変わっていたかも、と思うくらい、とても面白かったです。」という参加者からの感想も寄せられました。
大いに学び、笑い、感動した2時間でした。
なかがわちひろさん、中村玄さん、ありがとうございました。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
*8月11日(木・祝)、最終日です。
17時頃、中村玄さんがお越しくださいます。
皆様も是非! お待ちしています💕