10月15日(土)第62回コガモ句会

10月15日(土)の夜、俳人の土肥あき子さんをお迎えして、第62回コガモ句会が開催されました。

兼題は「秋の雲」鰯雲、鯖雲。

澄んだ空に浮かぶ秋の雲はことに印象的。空を見上げ、爽やかでちょっぴりさみしい秋の雲を詠んでみましょう。(土肥あき子さん)

高点句は、

鰯雲亦ひとつ消ゆ純喫茶  末子

ペダルこぎ明日の段取り鰯雲  由美子

 

そして、この日の席題は「運動会」体育祭。

最近は入試日程や学校行事の兼ね合いで春に実施される学校も多いようですが、晴天に恵まれる秋に地域や学校で開催される運動会を詠みました。

高点句は、

怪我の子も放送係の運動会  由美子

運動会リレーの吾子は風になる  清美

三着の運動会の靴洗ふ  あき子

騎馬戦の大将吾子や大人めく  登水子

顔よりも靴下さがす運動会  節子

運動会は皆さん体験したことがあるので、様々な風景が詠まれました。

 

次回のコガモ句会は、12月10日(土)18:00〜19:30です。

兼題は、【短日】日短(ひみじか)。

コガモの投句も受け付けています。「当季雑詠」、その季節の句であれば何でも大丈夫です。締め切りは12月10日(土)、直接お持ちいただくか、FAXまたは郵送でお願いいたします。

季節の移ろいを感じながら、日々の暮らしを彩る俳句。皆さんと一緒に楽しんでみませんか。ご参加をお待ちしています。

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