福井さとこ/作・絵　のら書店

リパは腕のいい庭師です。
リパが、人々と出会い、美しい庭を作るシリーズの最新作の原画展です。

第３巻の『リパのおいしい庭づくり』は、小学校の庭づくりを頼まれたリパが、管理人のミルコと出会い、おいしい庭づくりを始めます。子どもたちが食べ残しや落ち葉から堆肥をつくり、美味しくてきれいな野菜の庭をつくる様子が、美しいシルクスクリーン（版画）の絵とともに楽しめるものがたりです。自然とともに生きる喜びが伝わってくることでしょう。

今回は、『リパのおいしい庭づくり』のシルクスクリーン原画展ですが、シリーズの他の作品も紹介いたします。

シリーズ第１巻は『リパの庭づくり』。

猫がいなくなり気落ちしたリシュカおばあさんの荒れ放題の庭を、リパが友だちの野鳥のシーコルとともに生き返らせていきます。草もテントウムシもミミズもクモもよう虫だって庭をつくっているのです。命あふれる庭が生き返る様を描いたものがたり絵本です。

第２巻は『リパとみつばちの庭』。

ある日、庭にあったリパの道具箱にみつばちの群れがすみつき・・・リパは新しい友だちのミロとみつばちのお世話をすることになりました。人とみつばちは助け合って生きているのです。

リパのシリーズは、自然とともに生きるよろこびを描いたものがたりです。
福井さとこさんの美しいシルクスクリーンの原画をどうぞお楽しみに！