7月23日(土)の午後、「黒川みつひろさんの親子で楽しむお話会」が行われました。告知したしたと同時にたくさんのお申し込みをいただき、早々にもっと広い会場を借りることになったのは、当店にとっても初めてのことでした。。ティール・グリーンから徒歩2分ほどにある千鳥南町会会館、地元の会館の50畳ほどの大広間を借りることができました。
都内はもちろん、埼玉県、神奈川県、ちょうど東京にいらした岩手県の方など120名ほどの親子さんがいらしてくださいました。会場は恐竜大好き親子さんたちの熱気でいっぱい! かつての少年たちの姿も多く見られました。
大すきな絵本の作家さんに会える喜びで子どもたちはニコニコ。
いよいよ黒川みつひろさんのお話会が始まりました。まず、黒川さんご自身が『恐竜トリケラトプスとテリジノサウルス』を読んでくださったあと、絵本にでてきたテリジノサウルスやアベリサウルスのお話や、ティラノサウルスの模型を手に、丁寧にわかりやすく説明してくださいました。
サンヨウチュウ、アンモナイト。スピノサウルスの歯などの化石を見せていただきながら、化石の説明も!
その後、今度はいろんな恐竜のお話がありました。登場する恐竜の名前を言い当てる子どもたちにビックリ! 難しい名前なのに・・・本当に大好きなんですね。
黒川さんからの質問に答える男の子。みんな、よく知っています。
黒川さんへの恐竜の質問コーナーのあとの「ふえる恐竜へる恐竜」の手品では、たいへん盛り上がりました。
そして最後に黒川さんから子どもたちひとりひとりに「恐竜博士認定証」を手渡していただき、お話会は終了しました。
その後、サイン会となりました。子どもたちは、黒川さんの手から生まれてくるリトルホーンを食い入るように眺めていました。一冊一冊、カラーのイラストつきのサインに親子で大喜び、黒川さんと一緒の記念撮影もよい思い出になることでしょう。
お話会の後、ティール・グリーンに移動し、原画を見ながら、皆さんに画材やどのように仕上げているのかなどをお話してくださいました。カラーインクで4回くらい色を重ねているそうです。一枚ずつ描くのではなく、全部を並べながら描かれるとのこと、たいへんな作業なんですね。
ティール・グリーンでも、サインをしてくださいました。
*我が家の息子たちも、1987年に刊行された『絵巻えほん 恐竜たち』(こぐま社)で黒川さんの恐竜絵本と出あいました。大パノラマ画面で古生代の海での生命の誕生からジュラ紀、白亜紀の恐竜全盛時代までが一望できるこの絵巻えほんは二人の息子たちのお気に入りでした。この絵本を眺め、太古の時代の生き物に思いをはせ、実際の恐竜の骨や化石が見たいと夏休みには、恐竜博に出かけたものです。懐かしく楽しい思い出です。
その後、2008年には、飛躍的に進んだ恐竜研究の最新の学説をふまえた「絵巻えほん 新・恐竜たち」(こぐま社)がでました。
今回、二人の息子も手伝ってくれました。自分が幼い頃に好きだった絵本の作家さんに28年後に出会うことができて、二人とも楽しそうでした。もちろん、絵本にサインをいただくことができました。
黒川さんからかっこいい団扇をいただきました。ありがとうございます!
*黒川みつひろさん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
*原画展は7月31日(日)までです。ぜひ、迫力ある美しい原画を見にいらしてください。