6月20日(土)第84回コガモ句会

6月20日(土)の夜、俳人の土肥あき子さんをお迎えして、第84回コガモ句会を開催いたしました。

兼題は、【黴】。
「黴(かび)」は梅雨時期の季語。うっとうしい季節の象徴として詠まれます。(土肥あき子さんより)

高点句は、
何ひとつ動かぬへやに黴の息       花美
無添加のパン健やかに黴育つ       久美子
黴の香の取れぬまま売る父の本      あき子

「黴」の句はなかなか難しく、点が割れました。

この日の席題は、【梅雨】五月雨(さみだれ)。
梅の実が熟す頃なので梅雨。「つゆ」と読む由来には諸説あるが、濡れることを意味する「露けし」、あるいは落ちた梅の実が潰れる「潰(つい)ゆ」など。(中略)
憂鬱な時期だが、農作物にとっては大切な雨。「空梅雨」には不安、「梅雨の月」や「五月晴れ」には、思いがけない幸運という心持ちが含まれる。(土肥あき子さんより)

高点句は、
下草の意気揚々と走り梅雨       久美子
長ぐつの初めの一歩梅雨に入る     花美
鎖樋じっと見てゐる梅雨最中      幸江
五月雨の池面に描く∞ (むげんだい)  ちえり

今がまさしく梅雨の最中、その上当日も雨降りだったからでしょうか、全員の句に点が入りました。

次回のコガモ句会は、8月29日(土)18:00〜19:30です。
兼題は、【星月夜】。

コガモの投句も受け付けています。「当季雑詠」、その季節の句であれば何でも大丈夫です。締め切りは8月29日(土)、直接お持ちいただくか、FAX、メールまたは郵送でお願いいたします。

季節の移ろいを感じながら、日々の暮らしを彩る俳句。皆さんと一緒に楽しんでみませんか。ご参加をお待ちしています。

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