1月19日(土)菱木晃子さん・平澤朋子さん トーク&サイン会

1月19日(土)の午後、『巨人の花よめ』(BL出版)の作者の菱木晃子さんと画家の平澤朋子さんをお迎えしてギャラリートーク&サイン会がありました。菱木さん。平澤さんのファンの方、スウェーデン大使館のフェイスブックを見て参加くださった方など、会場はたくさんの方でぎっしり、皆さんの熱気に包まれました。

お二人が撮影した北欧の風景やラフスケッチの画像を見ながら、それぞれの北欧との出会い、『巨人の花よめ』ができるまでのエピソードや、先住民族サーメの人たちの話などをお聞きしました。絵本の巨人になるまで何度も描き直したラフスケッチも見せていただきました。

昨年は日本スウェーデン外交樹立150周年ということもあり、スウェーデンが世界に誇るアストリッド・リンドグレーンの「長くつ下のピッピの世界展」が昨年夏から全国各地を巡回しているのですが、その世界展の監修をなさった菱木さんのお話にも感動!

岩波書店からも昨年夏に新装版シリーズ「リンドグレーン・コレクション」の第一弾として『長くつ下のピッピ』、年末には第2弾の『ピッピ 船にのる』が菱木さんの翻訳で出版されました。今の子にも読みやすい菱木さんの翻訳、スウェーデン語の原書と同じイングリッド・ヴァン・ニイマンの挿絵、中嶋香織さんのセンスの良い装丁、思わず手に取りたくなります。会期中の2月上旬に『ピッピ 南の島へ』も入荷する予定です。お楽しみに! そしてピッピの次は「名探偵カッレくん」とのこと、こちらも楽しみです。

菱木さん、平澤さんの息のあったトークはとても楽しく、笑いが絶えませんでした。

みやこしあきこさんの『よるのかえりみち』がスウェーデンでも出版されたのですが、なんと菱木さんがスウェーデン語に翻訳されたそうです。この日、みやこしさんも参加してくださいました。

お二人のスウェーデンをはじめ北欧を愛する気持ちがたっぷり伝わってきたギャラリートークでした。

菱木晃子さん、平澤朋子さん、スウェーデン大使館さん、参加くださった皆さん、ありがとうございました。

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