5月25日(土)多賀京子さん「語りの会」

5月25日(土)の午後、翻訳家でストーリーテラーの多賀京子さんをお迎えして語りの会が開催されました。

第6回目となる今回の「語りの会」、前半は日本の昔話「腰折れすずめ」、ロシアの昔話「うさぎのなみだ」、グリムの昔話「おどっておどって ぼろぼろになったくつ」を語ってくださいました。

休憩をはさんで「のはらうた」各巻から多賀さんが選んだ詩をひとつずつ読んでくださいました。多賀さんは小学校などで子どもたちにお話を語っているのですが、その際にも「のはらうた」はよく朗読なさるそうです。

その後、この日のメインのお話「いじわる妖精」(『トンボソのおひめさま』岩波書店 より)を語ってくださいました。悪い妖精のためキツネにされた王子がよい妖精に救われるというフランス系カナダ人のお話を多賀さんの穏やかで落ち着いた語りで楽しみました。

昔話の中の言葉に自分自身も励まされていると話される多賀さん、子どもたちにとってもいつか自分を支えてくれる言葉となるかもしれない昔話やお話をこれからも語っていきたいとも話されました。

多賀さんの語りで誘ってくださったお話の世界、みなさんの心の中にそれぞれのお話の絵が残ったことでしょう。

多賀京子さん、素敵な語りをありがとうございました。

参加くださった皆さんもありがとうございました🦆

 

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