コガモの投句箱 第1回コガモ賞・準賞の発表

コガモ賞・準コガモ賞の発表
今年の5月に店内に設置された投句箱「コガモ句箱」への投句をありがとうございました。第1回は8月10日に締め切りました。コガモ句会でもお世話になっている俳人・土肥あき子さんに選句していただき、第1回コガモ賞・準賞が決まりました。
 〈コガモ賞〉   銀河まで大人一枚窓側で      豊島仁
 〈準賞〉     蓮の花ポンと産声凛と咲く     飯田哲司
          大輪の薔薇のふさりと散りにけり  ななえ
【土肥あき子さん 鑑賞】
第1回コガモ賞は豊島仁さんの〈銀河まで大人一枚窓側で〉に決まりました。「銀漢」とは天の川のこと。夜空に横たわる星の帯と乗り物との関係に宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を彷彿しますが、窓側としたことで景色を楽しみたいという余裕が感じられます。頬杖をついて窓に流れる星々を眺める静かな大人の旅を想像しました。
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コガモ賞、準賞の皆様には俳句手帖をプレゼントいたします。
おめでとうございます。
四季折々の移り変わりを感じながら、暮らしを彩る俳句を楽しんでみませんか。
皆様の投句をお待ちしています🦆
次回の締め切りは10月19日です。

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