コガモの投句箱 第9回コガモ賞・準賞の発表

コガモ賞・準賞の発表

コガモの投句箱「コガモ句箱」への投稿をありがとうございました。

第9回は12月12日に締め切りました。コガモ句会講師の俳人・土肥あき子さんに選句していただき、コガモ賞・準賞が決まりました。

〈コガモ賞〉 葉の形音も楽しむ落葉かな       小野芳子

〈準賞〉   かぐや姫降り立つやうな冬の月     太田寿美女

ここちよき尻痺れをり日向ぼこ     宮本克義

【土肥あき子さん鑑賞】

一面の落ち葉は赤や黄色の色彩の他にも大きさや形も実にさまざま。木に茂っているときには気がつかない形が際立ちます。また、乾いた葉を踏めば軽やかな音が耳を楽しませてくれます。「落葉」とひとくくりにしてしまいがちですが、小野さんの句は木々が手放した一枚一枚の葉であったことを気づかせてくれました。

次回は二月十三日。お題は「尾」です。動物の尻尾、魚の尾びれ、鳥の尻羽をいうこともあります。あるいは凧や流星など、細長く伸びたり垂れたりしたものも。身近なようでも人間が持たないもの。あなただったらどんな尾を想像しますか?季語を付けて自由に詠んでください。

 

皆様の投句をお待ちしています。冬の句、春の句でもかまいません。

次回の締め切りは2月13日(土)です。(店頭、FAX,、郵送でも可)

 

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