9月26日（日）の午後、たてのひろしさん をお迎えしてギャラリートークが行われました。

この日は、たくさんの画像を見せていただきながら、『しでむし』『ぎふちょう』『つちはんみょう』『がろあむし』ができるまでをお話ししていただきました。

画像は、舘野さんが絵本を描くために地道な生態調査を行うフィールドワークの様子。舘野さんは描く対象となる昆虫の形態や生態はもちろんですが、周辺の環境や地域性などを含めたつながりを何年もかけて調査し、描いていることがよくわかりました。

自然環境の中にある虫の暮らしを見ていると、彼らは完全に循環資源の一部になっていますが、人間だけはその循環から外れてしまったという舘野さんの言葉が印象的でした。

今回、舘野さんからお借りした虫たちの原画の前に立った時、一瞬一瞬を全力で生きる虫の姿を尊く美しいと感じました。虫を描くことで「生きる」ということを伝えてくれているのですね。

サインをする舘野鴻さん。おばけミッフィーのTシャツがなんとも素敵✨

熱のこもった舘野さんのお話は、予定時間を大幅にオーバーしましたが、皆さん熱心に聞き入りました😄

舘野鴻さん、参加くださった皆さん、ありがとうございました！