4月11日(土)の夕、俳人の土肥あき子さんをお迎えして、第83回コガモ句会を開催いたしました。

兼題は、【木の根明く】。
雪解けが始まると樹木の根元が早く溶け、溶けたところが丸い形になります。自然の力強さが感じられる季語です。(土肥あき子さんより)
高点句は、
木の根明く病いの癒ゆる日も近し よしえ
木の根明くリフトの音は軽やかに 一朗
木の根明く宇宙のこゑを解析中 幸江
ひっそりと大地のあくび木の根あく ちえり
「木の根明く」の実際を見たことがなく、苦戦した方も多かったようです。
この日の席題は、【うららか】。
日の光がおだやかに降り注ぐ擬態語の「うらうら」が語源。滑らかな語感も相まって、美しい春への思いが込められる。また、気分が晴れやかな様子にも使われるため、のどかで平和的な景色となる。(土肥あき子さんより)
高点句は、
ハシビロコウ時に瞬きうららけし 由美子
翻る洗濯物の竿うらら 久美子
リュックの子二人坂道うららけし 一朗
うららかや完治のあとの化粧水 登水子
春の実感もあって、どの句も共感できました。
次回のコガモ句会は、6月20日(土)18:00〜19:30です。
兼題は、【黴】。
コガモの投句も受け付けています。「当季雑詠」、その季節の句であれば何でも大丈夫です。締め切りは6月20日(土)、直接お持ちいただくか、FAX、メールまたは郵送でお願いいたします。
季節の移ろいを感じながら、日々の暮らしを彩る俳句。皆さんと一緒に楽しんでみませんか。ご参加をお待ちしています。
