5月1日(木)いせひでこさん『ルリユールおじさん』絵本原画展が始まりました。
いせひでこさん の『ルリユールおじさん』(講談社)の原画展が始まりました。
その朝はとくべつな一日の始まりだった。
一冊の植物図鑑が修復されるまでの少女ソフィーと老ルリユール(製本職人)との出会いと交流を描いた物語。2006年9月に刊行され、19年経った今も愛され読み継がれている名作です。
ルリユールの看板が!
原画から醸し出されるパリの空気をお楽しみください。
店のドアの前では、大切な植物図鑑を愛おしそうに抱えているソフィーが皆様のお越しをお待ちしています。
私が『ルリユールおじさん』に出会ったのは、2006年、絵本屋になった年の秋です。
2008年3月に丸善で原画を見て感動し、私にとってずっと大切な一冊の絵本となりました。それから17年、当店で原画展をさせていただけることは大変感慨深いものがあります。
いせさんの水彩で描かれた原画は、一枚一枚がタブローのようで見応えがあります。
東京では、久しぶりの展示とのこと、たくさんの方に見ていただきたいです。
皆様のお越しをお待ちしています。
【いせひでこさん 在廊予定日】
5/3(祝・土)14時〜
【トークイベント・サイン会】
①5/11(日)②5/18(日)③5/25(日)
14:00〜16:00 トーク(予約者のみ/満員御礼)
16:15〜サイン会は、どなたでも参加できます。
4月19日(土)第77回コガモ句会
4月19日(土)の夜、俳人の土肥あき子さんをお迎えして、第77回コガモ句会を開催いたしました。
兼題は【蝌蚪(かと)】おたまじゃくし
蝌蚪はおたまじゃくしの漢語とのこと。身近な水辺でも目にすることが多いおたまじゃくしに目を凝らして詠みました。
高点句は、
掌に蝌蚪ちろちろとこそばゆひ 洋子
蝌蚪たちが担ぐ神輿はパンの耳 久美子
理科室の黒いカーテン蝌蚪生まる 顕人
この日の席題は【春昼】春の昼
晴れた春の日中。眠気を誘うようなのどかさ、うららかな日差し、安らかな春のひととき。幸福感にあふれているとも、不思議な夢心地の感触もある。(土肥あき子さんより)
高点句は、
春の昼白墨にじむ化学式 久美子
春の昼回転木馬休憩中 洋子 →春昼の回転木馬休憩中 の方が三段切れにならない
春昼やいつもの席にちがふひと 幸江
今回は、どちらのお題も全員(13名)に点が入りました。共感できる句が多く、様々なけしきが見えました。
次回のコガモ句会は、6月21日(土)18:00〜19:30です。
兼題は、【枇杷】
コガモの投句も受け付けています。「当季雑詠」、その季節の句であれば何でも大丈夫です。締め切りは6月21日(土)、直接お持ちいただくか、FAXまたは郵送でお願いいたします。
季節の移ろいを感じながら、日々の暮らしを彩る俳句。皆さんと一緒に楽しんでみませんか。ご参加をお待ちしています。
4月12日(土)よしだるみさんギャラリートーク&サイン会を開催しました。
4月12日(土)、『ロバのおはなし』(国土社)の作者よしだるみさんをお迎えしてギャラリートークを開催しました。
よしだるみさんは、2020年秋に「どうぶつかぞくえほん」(国土社)と『あめあがりのしゃぼんだま』(福音館書店)、2023年2月に『ぼくのそりすべり』(福音館書店)、そして今回の『ロバのおはなし』(国土社)で3回目の原画展です。
よしだるみさんの絵本作家としてのこれまでの作品のことをお話しくださいました。
当店での編集者さんとの出会いから生まれた『あめあがりのしゃぼんだま 』(福音館書店)はクレヨンで描きました。
個展を見に来てくださった編集者さんと作った『いつかはぼくも』『わたしはいつも』『いつもとなりで』(国土社)は色鉛筆で描かれた作品です。
『焼け跡のおにぎり』(うるしばらともよし・文 国土社)では、戦争の本をたくさん読んだり、映像を見ました。
大切なご家族を亡くされ、辛い時期でしたが、表紙の絵の締め切りが迫り必死で描いた『ぼくのそりすべり』(福音館書店)はとくに印象的な作品ですと語るるみさん。
昨年刊行された『おすよ おすよ I push and go』(エディション・エフ)は、可愛らしいクマが大切なものをいっぱい詰め込んだハコを押して歩くおはなし。友人のお子さんがハコを押し歩く姿を見て生まれたおはなしなんだそうです。
そして、今回の『ロバのおはなし』になりました。
「ロバのおはなし」は最初、ロバの一生を描いた童話だったそうで、るみさんが朗読してくださいました。
童話「ロバのおはなし」の原稿
ロバは重い荷物を運び続けることを辛いと思っているのですが、辛いかどうかは自分の心次第であること、最初から終わりまで大きな出来事はなく何も変わらないけれど、ふとした気づきでロバのもつしんどさや痛みが少しでも軽くなったらいいなと、そんなお話を絵本の形で作りたいと国土社の編集者さんと話し合いました。「悪い人は登場させたくなかった」とるみさん。
広島にあるロバの牧場に行き、取材をし、いっぱいロバを描きました。
そして、るみさんにとって初めてのものがたり絵本となりました。
小さいお子さんから大人の方まで、幅広い年代の方から感想が届くのが嬉しいと話されました。
5月に刊行される『少年とクスノキ』(東野圭吾/文 実業之日本社)は、初めてアクリルガッシュで描いたそうです。刊行が楽しみですね。
談笑しながらのサイン会
明るい笑顔が素敵なよしだるみさん
よしだるみさんは、10歳の時から中国武術に励み、日本チャンピオンになったことも!武術の先生でもあります。
ずっと武術に励み、30歳を過ぎてから絵を描き始めたそうです。先生が言ったことを口伝でからだで覚え、極めてこられたことは、絵を描く時にも生かされているのだと思います。壁画を描くときに瞬時に構図や色を決めるなど、勘の良さ、思い切りの良さは見事です。
何に対しても真剣に取り組む姿に、元気をもらった方が多かったのではないでしょうか。
これからもますます素敵な作品を作られることを楽しみにしています。
よしだるみさん、国土社さん、参加くださった皆さん、ありがとうございました。
原画展は、4月27日(日)まで。
皆様のお越しをお待ちしています。
4月3日(木)よしだるみ絵本原画展『ロバのおはなし』が始まりました。
4月3日(木)、よしだるみさんの『ロバのおはなし』(国土社)絵本原画展が始まりました。
よしだるみ/作 国土社
いつも重たい荷物を背負い運ぶロバは、どうして自分だけがこんなふうに働かなくてはいけないのだろうと悩み、のんびり草を食む牛や、人間と遊ぶ犬たちを羨ましく思っていました。でも、ある日、他の動物たちの境遇を知り、人知れず悩みがあることに気付きました。すると、相手のことを思いやる気持ちも生まれてくるのでした。
油性色鉛筆で描かれた原画
原画を見ていると、動物たちの表情や毛並みなどの質感も伝わってきます。ロバの優しい目が印象的です。
「どうぶつのかぞくえほん」シリーズ(国土社)、『ぼくのそりすべり』(福音館書店)など著作本が並んでいます。
ポストカードもたくさん
『ロバのおはなし』のラフスケッチは必見! ロバさんのポーチも可愛らしくおすすめです!
優しい目をしたロバさんに会いにきてくださいね。
原画展は、4月27日(日)まで。
皆様のお越しをお待ちしています。
【よしだるみさん在廊日】
4月11日(金)、4月12日(土)、4月13日(日) いずれも14:00〜17:00
*ただし、12日(土)14:00〜15:30はトークイベントのため、予約者のみとなります。
3月15日(土)ささめやゆきさん・石川えりこさん ギャラリートーク&サイン会
3月15日(土)、『ちきゅうパスポート』(BL出版)の発起人のささめやゆきさん、石川えりこさん、広松由希子さんをお迎えしてギャラリートークを開催しました。
まず、石川えりこさんから、この『ちきゅうパスポート』がどのような経緯でできたのかをお話しくださいました。
2022年2月の戦禍に巻き込まれたウクライナの子どもたちの惨状を目にして、絵本作家さんたちが「何か自分たちにできることがないだろうか」と立ち上がりました。絵本作家のあべ弘士さん、ささめやゆきさん、石川えりこさん、田島征三さん、絵本評論家の広松由希子さん、そしてブックデザイナーの高橋雅之さんやBL出版の落合直也社長も加わり、この企画が始動しました。
当時のささめやさんの熱い思いをしたためた手紙を読んでくださいました。
「つながる」というイメージでジャバラの絵本がいいかもと、ささめやさんがダミーの絵本を作りました。ジャバラの本は製本上なかなか難しく、印刷屋さんと相談しながら、打ち合わせを重ねていきました。パスポートの判型で、製作上の都合で22作品の掲載が決まりました。協力をお願いする作家さんは編集者の広松さん、BL出版の落合さんが選び、「子どもたちに渡したい、想像の国」を依頼しました。絵の左右のこの位置で「隣の国とつながる」ことだけを伝えました。
日本だけでなく、イギリス、スロバキア、ウクライナ、ブラジル、南アフリカなど6か国、20名プラス2組、24名の作家さんが引き受けてくださいました。
タイトなスケジュールにもかかわらず、作家さんからは続々と作品が送られてきたそうです。そして、なんとか1年後の2023年3月に刊行することができました。作家さんの想いが込められた、個性豊かな絵がつながる素敵な絵本となりました。そして、すぐに重版が決まり、初刷り分の売り上げから、ウクライナの子どもたちの支援に寄付することができました。
石川えりこさんが書かれた「まえがき」、ささめやゆきさんが書かれた「あとがき」を、お二人が読んでくださいました。
広松由希子さん(編集)・ささめやゆきさん・石川えりこさん
「子どもたちを守りたい」という強い想いでつながっているささめやさん、石川さん、広松さん。大変な作業だったのでしょうが、「わくわくしながら作りました」と笑顔で語る皆さん。チームワークのよさが、笑顔から伝わります。
ささめやゆきさんの刊行されたばかりのエッセイ集『グーテンベルグの時代に回帰する』(子鹿社)、石川えりこさんからは4月に刊行予定の『きつねの木』(講談社)の紹介もしていただきました。
おまけの記念写真
ささめやさんのあとがきの「・・・こわされたビルは建てなおせなくても、石いっこだけでも運ぶおもいです。」という言葉が、心に響いた方も多かったのではないでしょうか。大きなことはできなくても、この『ちきゅうパスポート』を購入することも「石いっこだけでも」になるのだと思います。この日も知り合いにプレゼントしたいからと複数冊購入してくださる方もいらっしゃいました。この本には、子どもの名前、誕生日などを書く欄もあり、それぞれの子どもにとって特別な一冊になるように工夫されているので、プレゼントにもぴったりです。
編集者の広松由希子さんの制作過程の舞台裏のお話は、臨場感がありました。「一番最初に絵が届いたのは誰でしょう?」という会場への問いかけもあり、大いに盛り上げりました。「それぞれの国の名前も面白いので、見てくださいね」とのこと。
また、作家さんたちは、ウクライナだけでなく世界中の子どもたちのためにと考えているとお話しされました。
作家さんたちの原稿料、BL出版の収益もすべてウクライナの子どもたちへの支援のための寄付とのこと。作家さん、出版社の熱い想いに感動するとともに、続けて寄付ができるよう、皆さんの想いを多くの方に伝えていきたいと思いました。
今、世界情勢はますます混沌としてきていて、自分に何ができるのだろうかと考え込んでしまうことも多いのですが、今回お話をお聞きして、「石いっこだけでも」の気持ちをもちたいと思いました。
ささめやゆきさん 、石川えりこさん、広松由希子さん、BL出版さん、ありがとうございました。
そして、参加くださった皆さん、ありがとうございました。
原画展は、3月30日(日)までです。皆さんのお越しをお待ちしています。
3月6日(木)、『ちきゅうパスポート』原画展が始まりました。
3月6日(木)、24人のえほん作家から地球の子どもたちへ『ちきゅうパスポート』(BL出版)原画展が始まりました。
24人のえほん作家 BL出版
子どもたちが国境のない世界を想像力で自由に行き来でき、地球上のみんなが手と手を結びあえる、そんな願いが込められた『ちきゅうパスポート』です。
石川えりこさんのまえがき「『ちきゅうパスポート』によせて」は必読です。
子どもたちに行ってもらいたい「想像の国」が描かれ、それぞれの絵の一部が隣の絵とつながっているジャバラ絵本になっています。
24名の著名なえほん作家たちの貴重な原画は大変見応えがあります。
BL出版から刊行されているそれぞれの作家さんの絵本が並んでいます。
子どもたちが作った「ちきゅうパスポート」、ささめやゆきさんの思いがこもったひょうたんのマラカスやメッセージ。
原画からはそれぞれの作家さんの子どもたちに寄せる強い思いを感じることができます。
3月15日(土)には、ささめやゆきさんと石川えりこさんをお迎えして、この『ちきゅうパスポート』の企画がうまれたきっかけやこの作品に込められた思いなどをお聞きしたいと思います。まだ少しお席がありますので、ぜひご参加ください。
原画展は、3月30日(日)まで。皆様のお越しをお待ちしています。
*『ちきゅうパスポート』の収益の一部は、ウクライナの子どもたちの支援のために寄付されます。
2月16日(日)豊福まきこさんギャラリートーク&サイン会
2月16日(日)の午後、『ひみつのたからもの』(BL出版)の作者の豊福まきこさんをお迎えして、ギャラリートークを開催いたしました。
広告代理店でグラフィックデザイナーとして勤務したのち、フリーのイラストレーターになったのですが、絵が使い捨てられてしまうのが残念で、残る絵が描きたいという思いから絵本を作りたいと思うようになったと話される豊福さん。
ご自身による読み聞かせの後、絵本についてお話くださいました。
イヌは犬種によって形が変わるが、ネコはほとんど形が同じなので人間に例えやすく、他の人と変わっているネコの話をかきたいと思ったそうです。ネコのキャラクターとリアルさの間のラインを探りながら描いているとのこと。
豊福さんが好んで使っている画材の透明水彩についてわかりやすくお話ししてくださいました。
デザインもご自身でされている豊福さんならではの、絵本作りのこだわりについてもお話しされました。表紙から、見返し、本文、裏表紙までまるごと一冊が絵本であると考えているとのこと。食事にもサラダ、スープ、メインディッシュ・・・があるように本の中にも流れがあるはずだと。絵にも力が入っているページやシンプルに描いているページなど緩急を考えて描いているとも話されました。
参加者の方も見返しの絵がお話の一部になっていることに気付いた時の喜びを語られました。
「気に入っている絵はどれですか?」とか、豊福さんの絵を描くときのアングルや曲線がわくわくする、など質問や感想もたくさん寄せられました。
表紙に描かれている鍵にも豊福さんの思いが込められているそうです。鍵にも注目してくださいね。
かわいらしい主人公の絵が添えられたサインは大好評!
優しい笑顔が素敵な豊福まきこさん
お気に入りの絵の前で記念撮影
次回作もネコの絵本を考えているとのこと、楽しみですね。
豊福まきこさん、BL出版さん、ありがとうございました。
そして、参加くださった皆さん、ありがとうございました。
2月15日(土)第76回コガモ句会
2月15日(土)の夜、俳人の土肥あき子さんをお迎えして、第76回コガモ句会を開催いたしました。
兼題は【沈丁花】
枝先の星型の花を手毬状につける沈丁花は、金木犀、梔子にならぶ三大香木のひとつ。強い香りに、長い冬が終わり、春の幕開けを実感する。室町時代には既に栽培されていた。(土肥あき子さんより)
高点句は、
沈丁花猫のまどろむ女坂 幸江
沈丁花莟は雨を抱きけり 千枝子
沈丁の香にまっさらな陽の光 久美子
路地ひとつ迷いしふいに沈丁花 登水子
この日の席題は【春浅し】
本格的な春を確信するにはまだ間のある頃。時期的には同じだが、漢語的表現の「早春」に比べ、語感がやわらかい。対義語に晩春の「春深し」があることを思うと、春の入口で目を凝らしているような気分を持つ。(土肥あき子さんより)
高点句は、
庭下駄に足差し入れて春浅し 登水子
柴犬の子の駆けてきて春浅し 有希
書きかけの手紙そのまま春浅し 花美
春浅しカーテン越しに猫の影 真実
次回のコガモ句会は、4月19日(土)18:00〜19:30です。
兼題は、【蝌蚪(かと)】おたまじゃくし
コガモの投句も受け付けています。「当季雑詠」、その季節の句であれば何でも大丈夫です。締め切りは4月19日(土)、直接お持ちいただくか、FAXまたは郵送でお願いいたします。
季節の移ろいを感じながら、日々の暮らしを彩る俳句。皆さんと一緒に楽しんでみませんか。ご参加をお待ちしています。
2月6日(木)豊福まきこさん『ひみつのたからもの』絵本原画展が始まりました。
2月6日(木)より、豊福まきこさんの『ひみつのたからもの』(BL出版)絵本原画展が始まりました。
豊福まきこ/作 BL出版
うれしいな。
だれかといっしょにすきってきもちをはなせるって・・・
ネコだけど、魚を食べられないなんて!どんな秘密があるのでしょうか?
そして、たからものとは?
並んだ原画を見ていると、物語の流れが見えてきます。
そして、読み終わると温かい気持ちになります。
豊福さんの著作本を並べています。サイン本です。
豊福まきこさんの複製画(直筆のサイン入り)を受け付けています。
ティールームは、やわらかい陽だまりのようなあたたかさに溢れています。
豊福さんが描く、美しい村の風景、素敵なネコの家の中、愛らしいネコたちの表情をご堪能ください。
原画展は、3月2日(日)まで。
皆様のお越しをお待ちしています。
【豊福まきこさん 在廊日】
2月9日(日)11:00〜13:00
2月13日(木)14:00〜17:00
2月16日(日)14:00〜17:00 *14:00〜15:30まではトークイベント(予約者のみ)
1月26日(日)長野ヒデ子さん講演会で出張販売をしてきました。
1月26日(日)、田園調布せせらぎ館にて長野ヒデ子さんの講演会「うんとこどっこい!絵本と紙芝居!」(主催・NPO法人読み聞かせネットワークヒッポ)が開催され、出張販売に行ってまいりました。
キャンセル待ちも多かったようで、たくさんの方が参加されていました。
ながのひでこ/作 石風社
長野ヒデ子さんのデビュー作の『とうさん かあさん』(石風社)は、長野さんが福岡県で文庫活動をしていた時に、日常の何気ない親子の会話を基に子どもたちと作った絵本がある編集者さんの目に留まり、絵本として出版されることになったとのこと。その後、なかなか作品ができなかったのですが、様々な出会いや助言があり、やがて『おかあさんがおかあさんになった日』(童心社)が生まれました。そして、さらに活動の幅が広がっていきました。
長野ヒデ子/作 童心社
今日までの作品のお話を、「せとうちたいこさん」(童心社)の歌、『おにぎりおにぎり』(おむすび舎)の人形劇、たくさんの紙芝居の実演などを交えてお話しくださいました。楽しい中にも、子どもたちへの思いがしっかり伝わってきました。
長野ヒデ子さんのあたたかいお人柄が伝わる明るく楽しい講演会でした。
にこにこ皆さんと談笑しながらのサイン会
『ナガノさん まっちゃアイスの巻』(中川ひろたか/文 長谷川義史/絵 アリス館)を手にする長野ヒデ子さん
白髪に赤いセーターがよくお似合いで、姿勢もよくシャキッとしてらっしゃるので、年齢を聞いてびっくり!? とってもチャーミングな長野ヒデ子さんだからこそ、ご自身の名前がついた絵本ができるくらい周りの皆さんに愛されているのも納得ですね!
当店は久しぶりの出張販売で、少々どきどきしましたが、ヒッポの皆さんの力強いご協力のおかげで、たくさんの方に長野ヒデ子さんの絵本や紙芝居を手渡すことができました。
長野ヒデ子さん、人形劇の井上由利子さん、音楽の上地史人さん、楽しい会をありがとうございました。
NPO法人読み聞かせネットワークヒッポの皆さん、素敵な会をありがとうございました。