junaida /著 福音館書店 本体1800円
はるかいにしえの時代から怪物園は、たくさんの怪物たちを乗せて長い旅を続けていました。ある静かな夜、うっかり開いた玄関口から外の世界へと抜け出し、街の通りを行進する怪物たち。外で遊べなくなった子どもたちは、空想の旅に出かけることにしました。子どもたちの空想と怪物たちの世界が交差して…
子どもたちはこの絵本をどんなふうに読むのかな?
怪物園って怖そうだけど、好きな怪物を見つけて追いかけるのかな?
表紙から見返しに続く怪物たちの行進、怪物たちの表情、子供部屋のおもちゃ、絵本まるごと、隅から隅まで目が離せません。
junaidaさんは、『HUG』『HOME』『IHATOVO』『NORDIC TALES』(サンリード)の頃から注目の作家さんでした。美しいだけでなく独自の世界観がいいなあと思っていました。福音館書店から『Michi』『の』がでて、子どもから大人まで楽しむことができるのも素敵なことです。いろんなことのあった2020年に『怪物園』がでたことも、考えさせられます。この『怪物園』を子どもたちと一緒に読んでみたいな。どんな反応をするのか楽しみです。
実は、昨年12月に刊行された際、サイン本が5冊入荷したのですが、あっという間になくなってしまいました。皆さんの嬉しそうな表情をみていると私まで幸せになりました。絵本っていいなって思う瞬間です🦆