◆4月15日(土) 第34回コガモ句会
〜俳人 土肥あき子さんを囲んで句会をしよう!〜
●時 間 午後7:00〜8:30
●参加費 1000円(お茶・お菓子付き)
●定 員 15名(要予約)
◆◆土肥あき子さんから◆◆
「水温(ぬる)む」とは春の季語。寒さがゆるむと、川や池の水がきらきらと手招いているように見えてきます。「温」の文字が人肌のぬくもりにつながり、春の訪れを待ちこがれていた生ものたちの喜びに重なります。鯨に残る後ろ足の痕跡は、一度陸で暮らしながら、そののちふたたび海へと戻った証しなのだそうです。2,400万年前のある春の日、水のきらめきを前に「あっちへ行ってみようか」と誘い合った生ものたちの姿が浮かびあがります。
水温む鯨が海を選んだ日 あき子