8月21日(月)コガモのアトリエvol.19 平澤朋子の「ちいさな森のポップアップカード作り」と「森と生き物の絵を描く」
3年ぶりのコガモのアトリエは、地元のイラストレーターの平澤朋子さんをお迎えして、水彩絵の具を使った「ちいさな森のポップアップカード作り」(子どもの部)と「森と生き物の絵を描く」(大人の部)を開催いたしました。
午前は、子どもの部「ちいさな森のポップアップカード作り」。
平澤さんからカードの作り方や水彩絵の具の色説明を受けた後、カードの土台となる緑、森の緑の着彩をしました。
子どもたちが着彩した緑、緑、緑・・・お日様の力を借りて乾かしました。
カードの土台を作り、茶色の紙を貼ります。
木や動物などを切り出し、緑の濃淡を意識しながら貼っていきます。
参加した子どもたちの作品。どれも個性豊かで、楽しく素敵な森が出来上がりました🌳🌲
午後は、大人の部「森と生き物の絵を描く」。
水彩絵の具を使い、ステンシルの画法で絵を描きます。
「出来上がりが見えない不安を楽しんでくださいね」と平澤朋子さん。
木や草花、生き物のシルエットをハサミで切り抜き、生き物をマスキングテープで固定した後、うすい緑の色からステンシルでたたいていきます。
だんだん濃い緑の色も加えていきます。
仕上げは、生き物の紙を剥がし、ペンで草や枝を描き足します。
緑の森の中にカモ、アヒル、ニワトリ、リスが現れた時は、「わぁ〜」と思わず声が上がりました。
「出来上がりが見えない不安を楽しんでくださいね」という平澤さんの言葉の通り、途中、どうなっているんだろうと不安でしたが、生き物の紙を剥がした途端、生き物が立ち上がってきて、周りの緑とも自然に馴染んでいるのが不思議でしたし面白いと思いました。
皆さん、それぞれ素敵な森と生き物の絵が出来上がりました。
3年ぶりに行うことができたコガモのアトリエ、子どもたち一人一人の個性に合わせた声かけができるのも対面だからこそ、楽しいワークショップでした。
平澤朋子さん、参加くださった皆さん、ありがとうございました。
1月26日(日)コガモのアトリエvol.18 平澤朋子の「昼と夜のブックカバー作り」
1月26日(日)、イラストレーターの平澤朋子さんをお迎えして昼の読書、夜の読書にぴったりのブックカバーを作りました。
この日は小学生から大人までが一緒になってブックカバー作りに挑戦しました。
まずは、平澤さんからの質問に色で答え、昼の色、夜の色各3色を選びました。
その後、自分が持ってきた文庫本を開き、気になった言葉を形にしました。
その形を使って、選んだ色の絵の具でステンシルをしました。
トレーシングペーパーを重ねて色紙の糸で縫い合わせます。
それぞれ個性豊かなブックカバーの出来上がり✨
ステンシルの時の型紙の残りを使ってしおりも作りました。
気になった言葉を形にするという体験は新鮮でしたし、ステンシルも楽しい作業でした。
自分だけのブックカバー、ますます本を読むのが楽しくなりそうです。
平澤朋子さん、参加くださった皆さん、ありがとうございました。
11月17日(日)コガモのアトリエvol.17 花澤実子の羊毛フェルト「アニマルルームシューズ」
11月17日(日)の朝10時から、「みんなのアトリエ FELT」主宰の花澤実子さんをお迎えして羊毛フェルト教室「アニマルシューズ〜羊毛から作る カピバラor 羊」が行われました。
まず、花澤せんが準備してきてくださった羊毛をダンボールの型紙にしっかり巻きつけ石鹸とお湯で収縮させます。
毎日履くものなので、しっかりフェルト化しないと磨耗してしまいます。
ローリングしてさらにフェルト化させ・・・
自分の足の形に整え、耳をつけ目や鼻をつけ、飾りのみかんをのせたら出来上がり!
実際に履いてみると・・・
こんな感じに仕上がりました! 笑っている目が可愛い羊の室内ばきになりました。
玄関でこんな可愛いアニマルシューズが待っていてくれたら、家に帰るのが楽しみですね。
花澤実子さん、参加してくださったみなさん、ありがとうございました🦆
2月24日(日)コガモのアトリエvol.16 花澤実子の羊毛フェルト教室「桜の花びらのコースター」
2月24日(日)、コガモのアトリエvol.16「花澤実子の羊毛フェルト教室」が行われました。講師は、「みんなのアトリエ FELT」の花澤実子さん。今回は、春にぴったりの「桜の花びらのコースター」を作りました。
まず、ピンクのフェルトボールを5つ作ります。そして白の羊毛を薄く縦横交互に何層も重ねたあと花びらの形に整えます。花芯に薄くピンクの羊毛を重ねます。
石鹸と水で収縮させます。今回は薄いので優しく優しく・・・
形を整えたら、石鹸を洗い流しタオルドライします。そして、花芯にフェルトボールを縫い付けたら出来上がり!
5枚の花びらを並べると、まるで桜の花が咲いたみたい🌸 一気に春が訪れたようでした。
今回は、これからの季節を楽しむ花のコースター作りでした。いろんなシーンで活躍しそうです。
花澤実子さん、参加くださった皆さん、ありがとうございました🌸
11月11日(日)コガモのアトリエvol.15 花澤実子の羊毛フェルト教室「ハリネズミのルームシューズ」
11月11日(日)、コガモのアトリエvol.15 「花澤実子の羊毛フェルト教室」が行われました。
講師は、「みんなのアトリエFELT」の花澤実子さん。今回は羊毛で蒸れずに温か、裸足で履いても気持ちのよい「ハリネズミのルームシューズ」を作りました。
型紙の段ボールに羊毛をのせ、石鹸水でフェルト化をしていきます。
水の量、泡の量、摩擦の強さを調整して収縮させていきます。根気のいる作業です。
フェルト化ができたら、半分に切って裏返します。すると・・・
ハリネズミが現れました!
さらに形を整えてから・・・目と鼻と口をつけます。
可愛い「ハリネズミのルームシューズ」の出来上がり!
個性豊かなハリネズミたちが大集合。
初めて羊毛フェルトに挑戦した方も、花澤実子さんの入念な下準備と丁寧な説明のおかげでそれぞれ立派なルームシューズを仕上げることができました。
これから冷え込みも厳しくなる季節です。この羊毛のルームシューズで足元ポカポカ、身も心もあったかくしてお過ごしください。
花澤実子さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
8月5日(日)コガモのアトリエvol.14「光と色で作る額絵*ワークショップ」
8月5日(日)、イラストレーターで絵本作家の平澤朋子さんをお迎えしてコガモのアトリエvol.14「光と色で作る額絵*ワークショップ」が行われました。
水彩の説明をする平澤朋子さん
年長さんから小学5年生までの子どもたちが水彩を使って額縁に色をつけました。
酷暑のおかげで、あっという間に水彩が乾きます。綺麗な額がいっぱい!
額縁を乾かす間に切り絵をします。
トランスペーパーの上に切り絵を貼ります。
組み立てた額の内側に貼り絵を止めます。
窓辺にかざすと模様が鮮やかに・・・
陽が陰ると額の美しさが引き立ちます。
光の加減で様々な表情を見せる「光と色で作る額絵」、窓辺に飾ると素敵です⭐️
額の中の絵は、取り替えることもできます。自分で描いた絵でも楽しいですね。皆さん、真剣に取り組み、素敵な作品に仕上がりました。
平澤朋子さん、ありがとうございました。参加してくれた皆さんも、よく頑張りました💮
1月21日(日)コガモのアトリエvol.13「ステンドグラスでフォトフレームを作りましょう。」
1月21日(日)の午後、ステンドグラス作家の細谷真希さんをお迎えしてコガモのアトリエvol.13「ステンドグラスでフォトフレームを作りましょう。」が行われました。ステンドグラスは初めてという方がほとんど、どのような材料や道具を使い、どんな手順で作るのか興味津々でした。少年の頃、ハンダ付けが好きだったというお父さまも小学生の娘さんと一緒に参加してくださいました。
ワークショップのために準備された材料や道具
細谷真希さんから手順についての説明がありました。
すべてのガラスの縁を銅のテープで包みます。
ハンダ付けをして
フォトフレームの完成!
*ほとんどの方が初めてのステンドグラス体験でしたが、皆さん真剣に取り組み素敵な作品に仕上げることができました。この素敵なフォトフレームの中にどんな写真が入るのでしょうか? 楽しみですね。
*ステンド作家の細谷真希さん、参加くださったみなさん、ありがとうございました。
12月3日(日)コガモのアトリエvol.12「フィンランドの物語と手づくりの時間」
12月3日(日)、おはなしとあそびを届けるユニット「pipio」の武本佳奈絵さんと平澤朋子さんをお迎えして、コガモのアトリエvol.12「フィンランドの物語と手作りの時間」が開催されました。
はじめに、絵本マスターの武本佳奈絵さんが『氷の巨人 コーリン』を読んでくださいました。ちょっと間抜けでお人よしの巨人 コーリンの物語です。
サカリアス・トペリウス/原作 スズキコージ/文・絵 集英社
絵本の後は、イラストレーターの平澤朋子さんからフィンランドの地理や森や湖などの美しい自然のこと、厳しい気候、オーロラや白夜などの説明がありました。そして、サンタクロースの本拠地であることも。
そして、フィンランドの大自然をイメージしながら、自分だけの色彩を組み合わせるクリスマスモビール作りに入りました。
まず、質問に答えながら「昼の色」と「夜の色」をイメージする色選びをしました。
まずは、「昼の色」から水彩絵の具で色を塗っていきました。次に裏面には「夜の色」も。
絵の具が乾くまでの間、武本さんがフィンランドの昔話「屋敷こびと」を語ってくださいました。
その後、型紙を使ったり、自分のオリジナルの形をカットして、バランスよくワイヤーに括り付けてモビールは完成しました!
気持ちよさそうに空を泳ぐトナカイや鳥やうさぎたち・・・
「昼の色」と「夜の色」が交互に見え隠れします。
今年のクリスマスは、お部屋にこのクリスマスモビールを飾って、北欧のクリスマスに思いを馳せてみてくださいね。
*pipioの武本佳奈絵さん、平澤朋子さん、参加くださった皆さん、ありがとうございました。
7月30日(日)コガモのアトリエvol.11「花澤実子の羊毛フェルト教室*虹色カメマット&ふわふわ雲のひつじマットを作りましょう!」
7月30日(日)、コガモのアトリエvol.11「花澤実子の羊毛フェルト教室」が行われました。
講師は、「みんなのアトリエ FELT」の花澤実子さん。今回は、子どもの部は「虹色カメマット」、大人の部は「ふわふわ雲のひつじマット」を作りました。
★子どもの部
子どもの部は、現在原画展開催中の『おたすけこびとのにちようび』に登場するカメのマット作りです。
カメのこうらの模様作りから始まりました。
カメの土台に虹色やパステルカラーの羊毛をふわっとのせ、模様を作ります。
パステルカラーの羊毛や
虹色カラーの羊毛で模様を作ります。
模様ができたら、洗濯ネットに入れて、石鹸と水でフェルト化をします。洗濯ネットのおかげでしょうか?子どもの力でもしっかりとフェルトになっていました。
フェルト化したら、洗濯ネットから出し、形を整え、水ですすぎます。脱水をかけてから、胴体に顔や手足、しっぽをニードル針でつけて出来上がり!
ちょうど、「おたすけこびと」シリーズの本にサインをしにいらしてくださったコヨセ・ジュンジさんがワークショップを覗いてくださいました。
偶然の出来事にファンの子どもたちは大喜び。絵本と原画との違いを発見した子から質問が出ました。
自分が作ったカメマットを持って、コヨセさんと記念撮影。
コヨセジュンジさんと花澤実子さん。
「おたすけこびと」シリーズが大好きで全巻持っている花澤さんは大喜びでした。
★大人の部
子どもの申し込みが多く、午後は子どものカメマットと大人の部のひつじマットを作りました。
カメの体ができたら、顔や手足をつけます。
出来上がった、ひつじマットとカメマットを並べて記念撮影。
まるでカメのトーテンポールのようで、可愛いですね😊
*夏休み最初のワークショップ、たくさんの子どもが参加してくれました。花澤さんから羊毛の特徴やどうしてフェルトになるのかの話もしてもらいました。さらに自分で調べて、自由研究にするのもいいですね。
*花澤実子さん、参加してくださった皆さん、そしてスペシャルゲストのコヨセジュンジさん、ありがとうございました。
5月14日(日)コガモのアトリエvol.10「本そっくりの箱を作る*ワークショップ」
5月14日(日)、コガモのアトリエvol.10「本そっくりの箱を作る*ワークショップ」が行われました。
講師は、イラストレーターの平澤朋子さん。
はじめに、どんな本の表紙にするかを考えていきます。そして水彩や色鉛筆で絵を描いていき、それを組み立てると本の形をした箱の出来上がりです。自分の好きな本、色、文字、物、などを頭に思い浮かべながら楽しく制作していきましょう。(平澤朋子さんより)
◆子どもの部 10;30〜12:30
まず、平澤朋子さんからどのように本そっくりの箱を作るかの説明がありました。
まず、「すきなものアンケート」。
「すきないろ・ふんいき」「すきなもよう・マーク」「すきなもの・どうぶつ」「すきなことば・うた」を紙に言葉や絵で描きます。そして、すきなものを組み合わせてデザインしてみました。
皆さん、真剣に聞いています。
早速、小さなラフデザインに取り組みました。
すぐ、かき始める子、あらかじめ用意してきた本や写真を見てじっくり考える子、様々です。
ラフデザインを元に、実際の紙に描き始めます。
ラフデザインと、出来上がった作品。イメージ通りに仕上がりましたね👏
一生懸命、電車を描きました👏
透明水彩に挑戦! きれいな虹ですね👏
「いいきもち」という題名が! 中には「いいきもち」になるものを入れるのだそうです😀👏 何が入るのかな? 楽しみですね。
「クリスマス」と書かれた背表紙。何が入るのかな?
★どれも素敵な作品です。皆さんの大切なものを入れてくださいね。
◆大人の部 14:00〜16:30
高校生から大人まで10名の方が、本そっくりの箱作りに取り組みました。子どもと同じように小さなラフデザインを描き、早々に画用紙に本描きしていきます。
皆さん、黙々と・・・
真剣に・・・そして、出来上がったのが、
いずれも個性豊かな「本そっくりの箱たち」
全員集合!
皆さんの素敵な箱、中に何が入るのでしょうか?
★平澤朋子さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。