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お茶がのめる絵本の店

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おねぼうさんは だあれ?

片山令子/文 あずみ虫/絵 学研 本体1400円

うさぎのミミナちゃんは、冬ごもりからなかなか起きてこない友だちを起こしに行きます。

春のお花を摘みながら、まだ寝ている友だちの枕元に置きます。「おきて、おきて、もうはるよ」「おねぼうさんはだあれ?」くまさん、りすさん、かえるさん、とかげさん、皆、目が覚めてみるとお花のよい香りとともに、誰かさんの匂いも?

友だちっていいなって思えるぽかぽかあたたかい春にぴったりの絵本です。

あずみ虫さんはアルミ板をカッティングして彩色する画法なのですが、今回は春のお花が素敵です。シロツメクサ、カタクリ、スミレ…カッティングから生まれる不自由な線の面白さが魅力です。

あずみ虫さんがいらしてくださり、サインをいただきました。

みーんな優しい表情をしていますね。

アルミ板をカットして作ってくださったミミナちゃんの色紙。可愛いお花も嬉しいな💕

『つるかめ つるかめ』にもサインをいただきました。

やさしくてあたたかい春の絵本をお楽しみください。

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夜の妖精フローリー

ローラ・エイミー・シュリッツ/作 日当陽子/訳 さとうゆうすけ /絵 学研 本体1400円

表紙の深いブルー、チューリップの上を飛ぶ小さな妖精の姿に心惹かれてページをめくると…

ある春の夜、夜の妖精のフローリーがそよ風に乗って飛んでいると、小さなコウモリに美しい羽を噛み切られ、巨人(ニンゲン)の庭に落ちてしまいます。昼の世界の美しさを目にしたフローリーは昼の妖精になる決意をします。でも、夜の妖精が昼の妖精になることはたやすいことではありません。スギの木を住みかとし、サンザシのトゲを短剣にし、リスのスカッグルとの出会い、フローリーの羽を噛み切ったコウモリとの再会、クモの巣にかかったハチドリを助けたり、フローリーは自分の身を守りながら、居場所を探します。

弱くて、強い、ちょっと意地悪で、やさしく、まっすぐな心を持った妖精フローリーの成長物語です。

『ノロウェイ の黒牛』の画家 さとうゆうすけさんの繊細で美しい挿絵が妖精フローリーの物語の世界を彩ります。

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分類: よみもの

つばきレストラン

おおたぐろまり/さく 福音館書店 本体900円

思わず手に取りたくなるようなこの表紙。心が華やぎます!

寒い冬でもきれいな花を咲かせる椿。色の少ない季節の中でひときわ鮮やかな花の色です。

「つばきレストラン」の開店です。つばきレストランのお客様は小鳥たち。メニューはあま〜い蜜。雪が降っても開店しています。寒い季節でも自然界ではこうやって皆が助け合っていきているのですね。

先日も散歩をしながら椿を探しました。住宅地では庭の片隅や生垣などで見にすることができました。小鳥が椿や梅にとまっているのを発見し、思わず立ち止まりしばらく眺めてしまいました。

まだまだ元気に「つばきレストラン」開店中!

こちらの「つばきレストラン」はそろそろ閉店のようです。

散歩が楽しくなる絵本です。

 

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分類: 科学絵本

怪物園

junaida /著 福音館書店 本体1800円

はるかいにしえの時代から怪物園は、たくさんの怪物たちを乗せて長い旅を続けていました。ある静かな夜、うっかり開いた玄関口から外の世界へと抜け出し、街の通りを行進する怪物たち。外で遊べなくなった子どもたちは、空想の旅に出かけることにしました。子どもたちの空想と怪物たちの世界が交差して…

子どもたちはこの絵本をどんなふうに読むのかな?

怪物園って怖そうだけど、好きな怪物を見つけて追いかけるのかな?

表紙から見返しに続く怪物たちの行進、怪物たちの表情、子供部屋のおもちゃ、絵本まるごと、隅から隅まで目が離せません。

junaidaさんは、『HUG』『HOME』『IHATOVO』『NORDIC TALES』(サンリード)の頃から注目の作家さんでした。美しいだけでなく独自の世界観がいいなあと思っていました。福音館書店から『Michi』『の』がでて、子どもから大人まで楽しむことができるのも素敵なことです。いろんなことのあった2020年に『怪物園』がでたことも、考えさせられます。この『怪物園』を子どもたちと一緒に読んでみたいな。どんな反応をするのか楽しみです。

実は、昨年12月に刊行された際、サイン本が5冊入荷したのですが、あっという間になくなってしまいました。皆さんの嬉しそうな表情をみていると私まで幸せになりました。絵本っていいなって思う瞬間です🦆

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梨の子ペリーナ

イタロ・カルヴィーノ/再話 関口英子/訳 酒井駒子/絵 BL出版 本体1600円

【サイン本 限定5冊】9/2完売しました。ありがとうございます。

BL出版の「世界のむかしばなし絵本シリーズ」にまた素敵なイタリアの昔話が加わりました。イタリアのむかしばなし『梨の子ペリーナ』です。酒井駒子さんの描く表紙を見ただけで、もう物語の中に引き込まれてしまいます。

梨といっしょにかごの中に入れられて王さまの宮殿に差し出された女の子ペリーナ。賢くて心やさしいペリーヌは皆から好かれました。同じ年頃の王子とも仲良しになりました。ところが、他の召使いたちがやきもちを焼くようになり、ありもしない噂を流されたペリーヌは魔女の宝ものをとりに行かされることになってしまいました。

歩いて歩いて、ようやく梨の木に出くわすと・・・

梨の木に守られ、旅を続けるペリーナは途中で出会ったかまど女や犬たちの苦しみを解放しながら、魔女の宝ものを探します。

この物語は、イタリア北部のアルプス山脈の麓に位置する豊かな丘陵地帯に位置し、葡萄やりんごや洋梨など果樹栽培が盛んな農村だからこそ生まれたのですね。梨の子ペリーヌの健気さが胸を打ちます。幻想的で美しい酒井駒子さんの絵がぴったりで感動です!

これから梨が美味しい季節です。『梨の子ペリーナ』もいっしょにお楽しみください。

 

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こども文様じてん

下中菜穂/著 平凡社 本体1,600円

当店でもお馴染みの「もんきりあそび」。ご近所の出版社「エクスプランテ」の『紋切り型』のシリーズの著者でもある下中菜穂さんの最新刊『こども文様じてん』(平凡社)が刊行されました。

紙を折りたたんで型紙のとおりに切り抜く。そして、そっとひらくと美しい日本の紋が作れます。この型紙が「もんきりがた」です。

江戸時代、紋を描く職人の技術として工夫されましたが、美しいかたちが簡単に作れることから、切り紙あそびとしても気軽に楽しまれてきました。寺子屋のこどもたちも遊んだようです。  (本文より)

江戸時代から伝わる「もんきりあそび」。そういえば、子どもの頃、障子に穴があくと和紙をたたんで花びら型に切り、そっと開くと「桜」のかたちになったものを貼った記憶があります。透かして見える桜にわくわくしました。懐かしい思い出です。

「つきほし」「ちがいやまがた」「はるがすみ」「つばめ」「おうぎ」「ひとつそろばん」・・・このような文様の小さな「かたち」から、天と地、生き物たち、人々の暮らしが見えてきます。昔から、人々は暮らしの中にこうした遊び心を取り入れて、天地を畏れ敬いながら乗り越えてきたのでしょう。人々の願いが込められているのですね。

巻末にもんきりがた型紙集が付いています。既刊の『こども文様ずかん』(平凡社)もおすすめです。

2018年の夏に開催したエクスプランテさんの「もんきりフェア」の時の様子です。皆さんにもんきり遊びを体験していただきました。

 

『紋切り型』のシリーズ(エクスプランテ)もおすすめです。

暮らしの中で「もんきりあそび」を楽しんでみませんか!

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つるかめ つるかめ

中脇初枝/文 あずみ虫/絵 あすなろ書房 本体1200円
なかなか収束しないコロナや大雨などで不安がいっぱいの子どもたちにおすすめの絵本が届きました。中脇初枝さん(文)とあずみ虫さん(絵)による『つるかめ  つるかめ 』(あすなろ書房)は、困った時や嫌なことがあった時のおまじない絵本です。
雷除けのおまじないの「くわばらくわばら」、地震の時には「まじゃらく まじゃらく」いやなことがあったら「つるかめ  つるかめ」・・・何があっても「だいじょうぶ だいじょうぶ」
昔の人たちもこのようなおまじないの言葉を唱えながら、自分自身を落ち着かせ何とか乗り越えてきたのでしょう。
痛みどめのおまじないの「ちちんぷいぷいちちんぷい いたいいたいのとんでいけ」は、私の子どもの頃に親からかけてもらった言葉ですし、私が親になった時も我が子に自然と声かけしているおまじないです。
巻末にはおまじないの言葉の由来が書いてあります。地震の時の「まじゃらく まじゃらく」は初めて聞くおまじないでした。「そみんしょうらいのしそんなり」はなんのおまじないでしょうか?
この絵本のお知らせを、現在アラスカにいらっしゃるあずみ虫さんからいただきました。

今、コロナウイルスの影響で不安な気持ちを抱えている大人や子どもたちを勇気づけたいという思いから作家の中脇初枝さんとイラストレーターのあずみ虫さんとでつくられた絵本です。あずみ虫さんは、ご自身の幼い頃の体験からも「このおまじないの絵本は、子どもたちに今とても必要なものだと賛同し、中脇さんの文に絵を描かせて頂きました。」とメッセージを寄せてくださっています。

皆さんも、困った時や不安な時には、ぜひおまじないの言葉を唱えてみましょう。きっと心が落ち着き勇気づけてくれますよ。皆んなで一緒にこのコロナの時代を乗り越えていきましょう!

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あなふさぎのジグモンタ

とみながまい/作 たかおゆうこ/絵 ひさかたチャイルド 本体1300円

小さなジグモのジグモンタは洋服にあいてしまった穴をふさぐ「あなふさぎや」をしています。糸づくりから始めて丁寧に穴を塞いでいきます。でも、新しいものを欲しがる客たちに気落ちしたジグモンタは、森に出かけます。そこで、出会ったフクロウの親子の言葉にジグモンタは元気をもらい・・・

ジグモンタの誠実な仕事ぶりを通して、一つのものを使い続ける大切さ、物作りの喜びが伝わってきます。

あなにもそれぞれ思い出がある・・・とみながまいさんの素敵な物語をたかおゆうこさんの絵が色鮮やかに彩っています。

お二人からの素敵なメッセージが添えられたサイン本です。残り4冊(7/1 現在)

お問い合わせは、店頭またはHPのcontactまで🦆

 

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おたすけこびととおべんとう

なかがわちひろ /文 コヨセジュンジ/絵 徳間書店 本体1500円

お待たせしました! 子どもたちに大人気の「おたすけこびと」シリーズ、第7弾の『おたすけこびととおべんとう』がでました!

今回の依頼は、お父さんからです。ひょうたん池のたんぽぽ島に遠足に行った子どもに、おべんとうをお昼までに届けてほしいと頼みました。こびとたちは働く車をフェリーに積み込んで、島に向かって出発します。たくさんの働く車、それぞれどんな働きをするのかな? どの子に届けるのかしら? 無事に届けることができるのかな? わくわくどきどきしながら、画面の隅々まで楽しめます。いろんな発見がありますよ!

見返しのこびとたちのお弁当、どれもとっても美味しそう〜 なんと! 60人分のお弁当! コヨセジュンジさん、すごいです!!

働く車とこびとたちが大活躍する「おたすけこびと」シリーズ、じっくりと絵を読んでくださいね。

本に挟まれている徳間書店の「子どもの本だより 2020年5月/6月号」に、作者のなかがわちひろさんの『おたすけこびととおべんとう』制作日記が掲載されています。絵本ができあがるまでの舞台裏をお楽しみください。店頭でも配布しています。

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くるみのなかには

たかおゆうこ/作 講談社 本体1400円

くるみのなかには なにがある?  てにのせてみみをすませて・・・

りすがかくしたくるみなら、それはりすのさいほうばこ ちいさなはりさし、ちいさなはさみ

もし、ちいさなドアがついてたら、それはちいさなちいさなおじいさんとちいさなちいさなおばあさんのいえ

小さなくるみの中から広がる美しく豊かな想像の世界。

でも、それだけではありません。小さなくるみはしっかり根をおろして大きな木となり再び実をつける。そんな命のつながりまで見えてくるのです。

センス・オブ・ワンダーの世界が広がるたかおゆうこさんの最新刊です。

コラージュで仕上げた絵は美しく、ページをめくるたびにときめきます。

たかおさんはこの絵本のために長野県にあるくるみの木を取材しに何度も足を運ばれたそうです。大きなくるみの木や、飛び出てくるようなくるみの実の様子は、じつに生き生きとしていて迫力があります。

*クリスマスのプレゼントとして、子どもはもちろん大人の方にもおすすめです。

*たかおゆうこさんのサイン本をたくさん用意しました。発送もいたします。お声をかけてくださいね。

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分類: 絵本

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