1月13日(水)想造工房「ゴソゴソコリコリ木工展」始まりました。
本日より、伊丹市在住の木工作家 奥田守保さん・オクダチズさんご夫妻の温もりのある木の作品展が始まりました。
今回も、時計やオルゴール、木の家、シュガーポット、ブックエンドなど素敵な作品が届きました。
今回も様々な時計が揃っています。「三日月と鹿の時計」「椅子のある家時計」「外灯のある家時計」「風景の時計」「振り子時計」など、個性的なものばかり。
ブックエンド、ブックスタンド、ブックカバー、ブックマークなど本の周りの作品も!
こけしやブローチやペンダントも!
可愛い小雛はこれからの季節にぴったり🎎
紐を引っ張るとコミカルな動きが楽しい「ハンペルマン」😁
奥田さんご夫妻の作品は、どれもが物語が生まれてくるようなものばかりで心踊ります。
通販もいたします。気になる作品がありましたら、ぜひお電話やコンタクトからお問い合わせください。
会期は2月7日(日)まで。
ステイホームの今、暮らしの中にちょっとしたお気に入りを加えてみませんか🦆
2021年、今年もよろしくお願いいたします。
2021年が始まりました。
昨年は、コロナ禍のなか、皆様にあたたかく支えていただいた一年間でした。心からありがとうございました。
今年も、街の本屋として「それぞれの人の それぞれの時の 一冊の本」を丁寧に手渡してまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
「今年は、穏やかな気持ちで暮らすことができますように」と祈った元旦でしたが、本日(1月7日)、再び緊急事態宣言が発出されました。今回は、主に飲食が対象となっていますので、当店は喫茶コーナーをしばらくお休みさせていただくことにしました。
1月13日(水)からの想造工房の木工展は予定通り開催いたします。展示の様子はまたご紹介してまいります。どうぞお楽しみに🦆
ただし、1月30日(土)のワークショップは残念ながら中止とさせていただきます。
今年もしばらく自粛生活が続きますが、皆で力を合わせて乗り越えてまいりましょう。
12月27日(日)『まよなかのゆきだるま 』絵本原画展、終了しました。
森 洋子/作 福音館書店
森洋子さんの『まよなかのゆきだるま 』絵本原画展は、会期を1日延長し12月27日(日)に終了いたしました。最終日も、原画を見に来てくださる方で賑わいました。
鉛筆で描かれた雪の世界の煌めきや静寂さ、月明かりの美しさなど、皆さんじっくり鑑賞してくださいました。
また、『月の明るい真夜中に』『月の見ていたこと』『人間カルテ』などの森さんの奥深い世界、私たちのすぐそこにある不思議な世界について皆さんと語り合うことができました。楽しいひと時でした。
来年の福音館書店の月刊誌で、また森洋子さんの作品に出会えるとのこと、楽しみです。
森 洋子さん、福音館書店さん、ありがとうございました。
そして、お越しくださった皆さん、ありがとうございました。
ティール・グリーンの年内の営業は12月27日で終了いたしました。今年は、コロナ禍でいろいろ大変な年でしたが、皆さまに支えていただきながら、なんとか頑張ることができました。心より感謝いたします。ありがとうございました。
新年は1月13日(水)から営業いたします。
皆さま、良いお年をお迎えください🎍
コガモの投句箱 第9回コガモ賞・準賞の発表
◆コガモ賞・準賞の発表◆
コガモの投句箱「コガモ句箱」への投稿をありがとうございました。
第9回は12月12日に締め切りました。コガモ句会講師の俳人・土肥あき子さんに選句していただき、コガモ賞・準賞が決まりました。
〈コガモ賞〉 葉の形音も楽しむ落葉かな 小野芳子
〈準賞〉 かぐや姫降り立つやうな冬の月 太田寿美女
ここちよき尻痺れをり日向ぼこ 宮本克義
【土肥あき子さん鑑賞】
一面の落ち葉は赤や黄色の色彩の他にも大きさや形も実にさまざま。木に茂っているときには気がつかない形が際立ちます。また、乾いた葉を踏めば軽やかな音が耳を楽しませてくれます。「落葉」とひとくくりにしてしまいがちですが、小野さんの句は木々が手放した一枚一枚の葉であったことを気づかせてくれました。
次回は二月十三日。お題は「尾」です。動物の尻尾、魚の尾びれ、鳥の尻羽をいうこともあります。あるいは凧や流星など、細長く伸びたり垂れたりしたものも。身近なようでも人間が持たないもの。あなただったらどんな尾を想像しますか?季語を付けて自由に詠んでください。
皆様の投句をお待ちしています。冬の句、春の句でもかまいません。
次回の締め切りは2月13日(土)です。(店頭、FAX,、郵送でも可)
27日(日)まで原画展をいたします。
皆さま、クリスマス🎄✨はどのように過ごされましたか?
ティール・グリーンは、今年もサンタさんのお手伝いが無事に終わりホッとしているところです。
現在、好評開催中の『まよなかのゆきだるま 』原画展ですが、27日(日)まで延期いたします。
雪だるまたちも、子どもたちのところに無事にプレゼントが届き、喜んでいることでしょう。
鉛筆で描かれたモノクロの世界に、赤が印象的な『まよなかのゆきだるま 』、しんしんとした静かな雪の世界が心地よく見る者の心を穏やかにしてくれます。
森洋子さんの絵本『空想化石はくぶつかん』も入荷しています。
森洋子/作 城西大学出版会 本体1800円
小学生の女の子が、ふと入った化石はくぶつかん。すると大きな恐竜の化石が話しかけてきた。「きみをずっと待っていた。おれたちはきみの空想で目をさます。生きていたころのおれたちを空想しておくれ。」
化石に誘われ、数億年前の世界でシーラカンスや羽毛恐竜たちと遊ぶ空想の世界が繰り広げられます。
学校法人城西大学水田記念博物館大石化石ギャラリーの化石を題材にした絵本です。本を閉じると思わず化石ギャラリーに行きたくなってしまいそうです。
27日(日)が最終日です。ご来店をお待ちしています🦆
12月13日(日)ライアーコンサート 〜デュエットの調べ〜
12月13日(日)の午後、ライアーアンサンブル「アンジェリカ」の皆さんによる小さなコンサートが行われました。コロナ禍でのコンサートということもあり、演奏者は2名、参加者もテーブル席で隣の人との間隔をとり、換気をしながらの開催となりました。
各回20分間ほどの小さなコンサートでしたが、ライアーの澄んだ美しい二重奏の響きが心に沁み渡りました。心が穏やかになった方も多かったのではないでしょうか。
ライアーアンサンブル「アンジェリカ」の宮坂麻里さん、守山由美子さん、縄 香さん、ありがとうございました。お越し下さった皆さんもありがとうございました。
12月12日(土)第51回コガモ句会
12月12日(土)の夜、俳人 土肥あき子さんをお迎えして第51回コガモ句会が行われました。今回も人数を制限し、マスク着用などご協力いただきながらの開催でした。
今回の兼題は、【柚子湯】。
あちこちの庭で見かけるかわいい黄色い柚子。寒さも厳しくなるこの季節、柚子湯に入ってしっかり体を温めたくなりますね。冬至に入る柚子湯は江戸時代から続く無病息災の伝承とのことです。今年の冬至は12月21日、馴染みのある「柚子湯」です。
高点句は、
柚子風呂に寄り来る柚子を追ひ払ふ Dさん
柚子湯してカピバラのごと眼を閉ぢぬ Mさん
窓越しに鼻歌響く柚子湯かな Yさん
どの句も映像が目に浮かびますね。
そして、この日の席題は、【日向ぼこ】。
今昔物語に「日向誇り」。「誇り」は喜びや快適を意味する。日向を独り占めして過ごす快適な時間。(土肥あき子さんより)
高点句は、
今日やらぬことのあれこれ日向ぼこ Dさん
亡き父と母のあひだや日向ぼこ Mさん
きんとん「藪柑子」とういろう「水仙餅」
(和菓子司 太市)
次回のコガモ句会は2021年2月13日(土)18:00〜19:30。
兼題は、【尾】。季語を付けて自由に詠みましょう。
コガモの投句も受け付けています。冬の句または春の句でお願いいたします。締め切りは2月13日(土)、直接お持ちいただくか、FAXまたは郵送でお願いいたします。
季節の移り変わりを感じながら、日々の暮らしを彩る俳句。皆さんと一緒に楽しんでみませんか?
12月2日(水)森洋子「まよなかのゆきだるま 」絵本原画展が始まりました。
森 洋子/作 福音館書店 本体800円
表紙の女の子のどこか懐かしさを感じさせる佇まいにドキッとして心惹かれる方も多いのではないでしょうか。12月2日(水)より森洋子さんの『まよなかのゆきだるま 』絵本原画展が始まりました。
あっちゃんと 雪だるまたちがサンタさんを助けにいく愛らしいクリスマスのお話です。
鉛筆で描く月明かり、月に照らされた雪の煌めき、幻想的で素敵です。印象的な赤は、赤い紙のコラージュとのこと、原画を見るとわかります。
原画からは、窓から差し込む月明かりの美しさや片隅に置かれた足踏みミシンの懐かしさばかりでなく、夜の静寂感、湿った匂いまで感じることができます。
森洋子さんならではの美しく不思議な世界をお楽しみください。
森洋子さんの著作の本も並んでいます。サイン本、あります。
森洋子/作・絵 トランスビュー
『かえりみち』は、森さんの初めての絵本です。いつもの帰り道、子どもには見える非日常の冒険の世界です。
森洋子/作 書肆森洋子 本体2750円
森洋子/作 ジェリー・マーティン/英訳 書肆森洋子 本体2700円
みんなが寝静まった真夜中には、何が起こっているのでしょうか? 森洋子さんが描く不思議な夜の物語はどこか懐かしくてあたたかいのです。貴重な本です。
森洋子/作 ジェリー・マーティン/英訳 森の小屋文庫 本体1600円
人間を鋭く見つめた『人間カルテ』、思わずクスッとしてしまいます。
百人一首の白札に描かれた“カルタ絵”も森洋子さんならではの世界観があふれていて素敵です。小さな絵から別の世界に入り込んだような感覚になります。10点、展示販売しています。
会期は12月26日(土)まで。皆さまのお越しをお待ちしています🦆
11月29日(日)「けんちゃんのもみの木」絵本原画展、終了しました。
10月28日(水)から始まり、たくさんの方にご覧いただいた「けんちゃんのもみの木」絵本原画展が、11月29日(日)に終了いたしました。
最終日の29日もオープンと同時にお越しくださる方や、「3回目です」とおっしゃる方も。ご近所さんはもちろん遠くからもたくさんいらしてくださいました。
原画鑑賞の後は、じっくり美谷島邦子さんの朗読で絵本の世界を深く感じていただきました。
午後には、美谷島邦子さん、いせひでこさんも在廊してくださり、サインをしたり、皆さんとお話ししたり和やかな時間が流れていました。マスク姿もこの時期ならでは、ですね。
今回の原画展では、本当にたくさんの方がお越しくださいました。当店の常連さんはもちろん、けんちゃんが生まれ育った地元ということもあり、けんちゃんのお友だちやご近所さんをはじめ、ご遺族の方々、震災のご遺族の方、事故当時から取材を続けてこられた新聞記者やTV報道の方、新聞を見てこられた方々、いせさんのファンの方など、当店にとりましてもたくさんの出会いをさせていただいた原画展でした。
ご遺族の方が原画をじっくりご覧になった後、「日々の暮らしの中にある何気ない幸せを大切にしたいですね」「悲しみも皆で支えながら乗り越えてきたのですよ」という穏やかな笑顔に胸が熱くなりました。美谷島さんが毎日新聞の【路上のまなざし】「御巣鷹 命のみちしるべ」の中で語っていらした「御巣鷹の家族」という言葉を改めて思いました。
美谷島さんの「悲しむことは愛することと同じです。絵本を通して残された人の心をやさしく包むことができたらうれしい」という言葉の通り、美谷島さんの母の愛情に満ちた文といせさんの力強く美しい絵がぴったり寄り添い、深い悲しみを包み込むやさしい絵本になったのだと思います。
私自身、たくさんの皆さまとの出会いを通していのちの尊さはもちろん様々なことを感じる毎日でした。
美谷島邦子さん、いせひでこさん、BL出版さん、お越しくださったたくさんの皆さま、ありがとうございました。そして、けんちゃんもありがとうございました。
*今年の御巣鷹山のけんちゃんのクリスマスツリーの様子です。
サンタさんや雪だるま、くつ下も飾られ、綺麗ですね🌲✨
*まだ数冊お二人のサイン本がございます。ご希望がございましたらお声がけください🦆
そして、そして・・・
今回、たくさんの皆さまの中に思いがけない出会いもありました。
いせさんの絵本『ねぇ、しってる?』(岩崎書店)の作者かさいしんぺいさんもお越しくださいました。
かさいしんぺい/作 いせひでこ/絵 岩崎書店
「ねぇ、しってる? ぼく、おにいちゃんになるんだよ」あたらしい生命への戸惑い、そして喜び。おにいちゃんになっていく男の子の心の成長をやさしく丁寧に描いた絵本です。
かさいさんを幼い頃から知っているいせさんの眼差しは、まるでお母さんのよう。
柳田邦男さんも何度かお越し下さり、偶然お会いすることができた方はとても喜んでくださいました。
ありがとうございました🦆
美谷島邦子さん、いせひでこさん
好評開催中の『けんちゃんのもみの木』(BL出版)原画展ですが、毎日新聞(夕刊)、朝日新聞(朝刊・東京版)、東京新聞(夕刊)、読売新聞(夕刊・群馬版)、日本経済新聞(夕刊)などで絵本『けんちゃんのもみの木』のこと、原画展のことを紹介していただいたこともあり、たくさんの方にお越しいただいています。
美谷島邦子さんの母親の深い愛情といのちの尊さを綴った詩のような文章、いせひでこさんの透明感のある美しい絵、思わず吸い込まれそうになる深い空のブルー、お二人の文と絵がぴったり合っていて心が震えます。
「新聞で原画展のことを知り、どうしても見に行かなくてはと思って。」とお話しくださる方が多いのも、この事故が皆さんにとっても忘れられない事故であることを改めて思いました。
今回、店内にてご覧いただいている美谷島さんご本人による『けんちゃんのもみの木』の朗読のビデオ映像(企画・制作:いのちを織る会)は、絵本に使われなかった絵も見ることができる貴重なものです。
原画鑑賞の後、じっくりとご覧いただいています。美谷島さんのやさしい語りが心にあたたかく響きます。
美谷島さん、いせさんには毎週日曜日の午後3時頃からの在廊していただき大変盛況です。お一人お一人に丁寧にお話しされながらサインを書いてくださっています。皆様にも外でサインの順番を待っていただくなど、ご協力いただいております。ありがとうございます。
会期は11月29日(日)まで。ひとりでも多くの方に見ていただき、かけがえのないいのちについて感じていただけたらと思います。