3月28日(木)から始まった高橋和枝さんの『とってもすてきなおうちです』(なかがわちひろ/文 アリス館)絵本原画展、4月28日(日)に終了いたしました。
なかがわちひろ/文 高橋和枝/絵 アリス館
最終日も、高橋和枝さんが在廊してくださり、たくさんのファンの方で賑わいました。
一人一人に丁寧にお話くださり、和やかな時間が流れました。
この絵本を描くことで、大切なことに気づくことができたとお話しされた高橋和枝さんの言葉が印象的でした。今まであまり触れることのなかった虫などの生き物の観察などを通して、描くものとどれだけ親しくなれるかが大切かを学んだとも話されました。
高橋和枝さんの思いが込められた原画からは、生き物にとってここちよい家は人にとってもここちよい家であることがしっかり伝わってきました。
はちみつ色の日向で、ねこと寄り添う女の子の姿からはなんとも言えぬ幸福感があふれていました。
気持ちの良い風を感じた春にぴったりの展示でした。
高橋和枝さん、なかがわちひろさん、中嶋香織さん、アリス館さん、そしてお越しくださったみなさん、ありがとうございました。