９月２２日、秋分の日の午後、雨の中をみやこしあきこさんがいらしてくださいました。

ほどなく、ブログを見てみやこしさんにお会いしたいと原画展にいらっしゃる方も。ご自身の夜の帰り道の車窓から眺めた光景と絵本の世界が重なり、何回も読み返していますと熱く語られていました。

私も、初めてこの絵本を読んだ時に、夕暮れ時のちょっと湿った空気や、よその家から聞こえてくる話し声、匂い・・・遠い記憶が呼び起こされました。本当に何度も読み返したくなります。窓から見える家々の光景が描かれた見返しも見飽きることがありません。みやこしさんを囲み、大いに盛り上がりました。

「いつものよる　とくべつなよる　みんな　いえに　かえって　ねむりに　つく　おやすみなさい」（『よるのかえりみち』より）

この絵本は、子どもだけでなく私たち大人にとっても、心穏やかな眠りを誘ってくれることでしょう。

サインは登場人物のイラストとともに。皆さん、大感激！

原画の前でみやこしあきこさんと。

＊みやこしさんから、画材を教えていただきました。木炭とえんぴつとのこと。やわらかくあたたかい質感は木炭だったのですね。

＊雨の中☂をお越し下さったみやこしあきこさん、皆さん、ありがとうございました。