1月28日(土)第118回おはなしの会と第33回 コガモ句会

春のような暖かい陽気かと思うと冬の寒さが戻ったりで不安定な天候が続いていますが、もう2月になってしまいました 。明日(2月3日)は節分、2月4日は立春です。

この度のインフルエンザによる臨時休業では、皆さまにたいへんご迷惑をおかけしました。すみません。リレンザのおかげで熱はすぐにさがりましたが、なかなか体力が戻らず、ブログの更新が遅くなってしまいました。地元の小学校でも学級閉鎖が続いているとのこと、インフルエンザはまだ流行っているようです。皆さんも手洗い、うがいなど体調管理をしっかりして、この冬を乗り越えてくださいね。

そんな中でしたが、

1月28日(土)の午前中、2017年最初のおはなしの会が開催されました。

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種村が、『わにわにとあかわに』(小風さち/ぶん 山口マオ/え 福音館書店)を読みました。

今回のゲストは、古庄愛子さん。長年子どもたちにおはなしを届ける活動を続けていらっしゃいます。

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人形を使った「ととけっこう」のわらべうたの後、『きをつけて おおかみだ!』(セトリック・ラマディエ/ぶん ヴァンサン・ブルジョ/え たにかわしゅんたろう/やく ポプラ社)の読み聞かせ。

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布絵本の「てぶくろ」(ロシアの昔話)はしかけがいっぱい!

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それから部屋を暗くして、ろうそくの灯りをともし、皆で「いぬとにわとり」(石井桃子/作 おはなしのろうそく31 東京子ども図書館)に聞き入りました。

1月生まれのお友だちにろうそくの火を消してもらい、おはなしの会は終了しました。みんなで一緒に絵本やおはなしの世界を楽しみました。

古庄愛子さん、参加してくれた皆さん、ありがとうございました。

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おはなしの会の後、2月7日(火)から始まる山口マオさんの「わにわにのかるた」原画展に先がけ、子どもたちとかるた遊びをしました。字が読めないお友だちも、絵を見て頑張りました。2月18日(土)のかるた大会、ぜひ参加してくださいね。

そして、

夜には、俳人の土肥あき子さんをお迎えして、第33回コガモ句会が開催されました。

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この日の席題は「雪」。年明け1月の季語とのこと、雪は私たちの生活でも馴染みの深い冬の光景ということで、皆作句に励みました。

この日の高点句は、

ふみしめて胎児とふたり雪の道    Nさん

雪掻きのシャベル突き刺し立ち話   Sさん

英会話よく出来そうな雪だるま    Sさん

湯けむりと重なりあって雪催     Iさん

雪催ひとりの時間もてあます     Dさん

雪だるま何して遊ぶ月の下      Yさん

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高点句のNさん、土肥あき子さんからご褒美をいただき、記念撮影。半数近くの方の共感を得ました。他の皆さんも俳句手帖などをプレゼントしていただきました。作句に励まないと!

「雪催(ゆきもよひ)」という季語は、雪雲が重く垂れ込め、どんよりと暗く、今にも雪が降ってきそうな空模様のことなのだそうです。不安と期待がこめられています。また新しい季語に出合いました。毎回、新しい言葉との出合いが、俳句の楽しみの一つでもあります。

様々な雪の風景や光景を楽しみました。

土肥あき子さん、参加くださった皆さん、ありがとうございます。次回は4月です。春のコガモ句会、ぜひご参加ください。お待ちしています。

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