10月14日(土)の夜、俳人の土肥あき子さんをお迎えして第36回コガモ句会が開催されました。
この日の席題は、「秋深し」「秋深む」。10月は、暦の上では秋の終わりとなるそうです。秋が深まり、ものがなしさが募るようになります。耳を澄ませば確かに冬の足音が近寄ってくるようにも思われます。(土肥あき子さんの資料より)
そんな秋の深まりを俳句に詠みました。
この日の高点句は、
秋深し指きりげんまん五時の鐘 Tさん
愛すべきものに名を付け秋深む Dさん
秋深む紅茶に浸すパンの耳 Iさん
小学6年生になったIさんの句は、
秋深し日本文化に耳澄ます
秋も深まってくると、日本文化の良さに五感を研ぎ澄まして感じ入るようになります。雄大な句ですね。ちゃんと先生から点が入りましたよ😀
「秋深し」は今の季節そのものなので実感がわきそうなのですが、その分季語が二つになってしまいそうになったりで、思ったより難しかったです。
この日の和菓子は、「かりがね」と「青柿」。
*土肥あき子さん、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。
*コガモ句会は、2018年より奇数月第3土曜日、午後6時半から8時までといたします。次回は、2018年1月20日(土)です。ぜひ、ご参加ください!