梅雨らしい雨の一日だった６月１５日（土）の夜、俳人の土肥あき子さんをお迎えして第４５回コガモ句会が行われました。

この日の兼題は、【紫陽花】。

「あじさい」とは、古語の「あづ＝集む（あつむ）」「さい＝真藍（さあい）色」に由来し、真っ青に集まる花という意味だそうです。（土肥あき子さんより）

高点句は、

あぢさゐのあひだひたひたゆく子かな　　Sさん

紫陽花の色合ひのまだ定まらず　　Aさん

紫陽花をバケツに入れて動かざる　　Sさん

枝細く額紫陽花は空探す　　Tさん

そして、この日の席題は【父の日】。

翌日１６日（日）は父の日ということもあり、様々な句が詠まれました。

父の日やタンスに眠るループタイ　　Iさん

父の日や父の小さき家族の絵　　Sさん

高点句の方たちには、ご褒美の俳句手帖が手渡されました。

麦手餅と藻の花

次回のコガモ句会は、８月１０日（土）１８：３０〜２０：００です。

兼題は【金魚】金魚売、金魚すくい、金魚玉。

絵本屋の初心者向けの句会です。四季折々の移り変わりを感じながら、暮らしを彩る俳句を楽しんでみませんか。ご参加ください！

でも、「なかなか都合が合わず参加できないわ」という方のために、店内に投句箱を設けました。句会とは別に自由に投句できます。隔月で土肥あき子さんに選句していただき、コガモ賞と準賞を店内やコガモ倶楽部、ウェブサイトで発表いたします。今回は８月１０日締切です。

皆さまの投句をお待ちしています🦆