高橋和枝さんの『あめのひのくまちゃん 』原画展は、好評開催中です!
雨の音を聞きながら、「いつもの野原やお池はどんなかな?」とくまちゃんが黄色い傘をさして出かけたのは、こんな雨の日だったのでしょうか?
半紙にコピックで描かれた原画を見ていると、雨の日の湿った空気や匂いを感じ、懐かしい感覚になります。
この絵本は、高橋和枝さんが小学生の頃の、大きな台風がきたときの思い出を下じきにして作られたお話だそうです。台風のため、集団下校をすることになったのですが、いつもの道を倍以上の時間をかけ、やっとの思いで家にたどり着いた和枝さんをやさしく出迎えてくれたおかあさん・・・絵本の中のおかあさんの姿と重なります。
そんなおかあさまへの思いが綴られた高橋和枝さんからのメッセージが、心を打ちます。この絵本を読んで、どこか懐かしくあたたかい気持ちになるのは、そんな作家さんの思いを感じるからなのでしょう。
窓辺で雨を眺めるくまちゃんとおかあさんの絵入りのサインと、高橋和枝さんからのメッセージが綴られたミニカードをプレゼントしています。
今回の原画展では、コロナのため残念ながらトークイベントはできませんでしたが、6月11日(木)と6月20日(土)の午後、高橋和枝さんがいらしてくださいました。
画材や画法のことなど、居合わせたお客さまの質問にも丁寧に答えてくださったり、サインもしていただきました。皆さん、たいへん嬉しそうでした。
くまちゃん親子と一緒に雨を眺めるはるきくん! よかったね💕
『あめのひのくまちゃん 』原画展は、28日(日)までです。
サイン本は通販でも承ります。お問い合わせは、HPのcontactまで🦆