コガモの投句箱 第6回コガモ賞・準賞の発表

コガモ賞・準コガモ賞の発表

コガモの投句箱「コガモ句箱」への投句をありがとうございました。

第6回は6月28日に締め切りました。俳人・土肥あき子さんに選句していただき、コガモ賞・準賞が決まりました。

第6回

〈コガモ賞〉 坪庭に十薬の白今群れ咲く     幸子

〈準賞〉   良き風の通る駅舎や夏つばめ    真鍋千枝子

木道を横切る朝やかたつむり    美衣子

【土肥あき子さん鑑賞】

今回もたくさんの投句をありがとうございました。コガモ賞の幸子さんの作品にある「十薬」は「どくだみ」と呼ばれ、悪臭もあることから敬遠もされる植物です。しかし、その名の通り十の薬効がある万能薬として昔から重宝されてきました。俳句には白い十字の花が一面に咲く様子が描かれ、「今」が十薬の旺盛な生命力に圧倒される臨場感が伴いました。次回の兼題は「蝉」です。梅雨明けを今か今かと地中に控えていることでしょう。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・🦆・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

コガモ賞、準賞の皆様には俳句手帖をプレゼントいたします。おめでとうございます。

四季折々の移り変わりを感じながら、暮らしを彩る俳句を楽しんでみませんか。

次回の締め切りは8月30日(日)です。兼題は「蝉」ですが、晩夏・初秋の句でもかまいません。店頭でも郵送でも可。

皆さまの投句をお待ちしています🦆

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です