2月13日(土)の夜、俳人 土肥あき子さんをお迎えして第52回コガモ句会が行われました。今回も人数を制限し、マスク着用、お茶・お菓子なし、などご協力いただきながらの開催でした。
今回の兼題は、【尾】。
動物の尻尾、魚の尾びれ、鳥の尾羽を言うこともあります。あるいは凧や流星など、細長く伸びたり垂れたりしたものも。身近なようでも人間が持たないもの。あなただったらどんな尾を想像しますか? 季語を付けて自由に詠んでください。
ということで、様々な「尾」が見えました。
高点句は、
鳥の尾の見え隠れする春の庭 Iさん
山笑ふ手紙の末尾あなかしこ Sさん
春の庭の写生が素敵ですし、手紙の末尾を想像するのも面白いですね。
そして、この日の席題は、【雛祭】。内裏雛、三人官女、五人囃子、右大臣、左大臣などの季語でも。
高点句は、
オルゴール間のびして止む内裏雛 Sさん
雛の間をそっと開けてはそっと閉め Sさん
男の子今年は多き雛の客 Iさん
様々な雛祭りの情景が詠まれました🎎
次回のコガモ句会は4月17日(土)18:00〜19:30。
兼題は、【山笑ふ】。
コガモの投句も受け付けています。春の句でお願いいたします。締め切りは4月17日(土)、直接お持ちいただくか、FAXまたは郵送でお願いいたします。
季節の移り変わりを感じながら、日々の暮らしを彩る俳句。皆さんと一緒に楽しんでみませんか?