Sくんは、なんと年季の入った農業少年 “ のらぼーず ” なのです。
幼い頃、拾ったどんぐりが発芽したことからタネ好き少年になり、今は集めるだけにとどまらず野菜作りに夢中です。苗づくりに挑戦した頃には、夜は夜温が低いので心配でセルトレイ(育苗のための容器)を枕元に置いて寝ていたとのこと。自宅の屋上は瞬く間にSくんの菜園パラダイスに。そして、昨年、屋上菜園からついに畑に進出したそうです。近所の友人の畑と、群馬にあるお父さまの知り合いの畑を使わせてもらえるようになりました。毎週通える近所の畑では、トマトやズッキーニなどこまめに収穫する野菜を、月に1回しか行けない群馬の畑では、タマネギやじゃがいものように一度に収穫できるものを、と作物も考えて作っています。
どんぐりの発芽からタネ収集、そして苗作り、野菜作りとどんどん世界が広がっていくSくん。いつもとっても楽しそうに野菜作りの話を私たちに聞かせてくれます。隣で微笑むお母さまも、幼い頃からいろんなことに興味を示すSくんきょうだいをあたたかく見守ってらっしゃいます。子どもたちの「センス・オブ・ワンダー」を見守り、育ててこられたのですね。素敵な親子さんです。
Sくんのように夢中になれるものに出あえた子どもは幸せですね。
ティール・グリーンも、子どもたちに好奇心の「タネ」をまいていくことができたらいいなあと思います。
キューバの子どもたちの元気な絵に感動し、キューバの子どもってすごい!と思いましたが、日本の子どもたちもしっかり頑張っています!
★3月6日(日)で、絵本原画展「たからものがいっぱい!」が終了いたしました。
たくさんの方にキューバの子どもたちのカラフルで力強い絵を見ていただくことができました。何度も見にきてくださる方もいらっしゃるほどでした。子どもたちの絵を通して、キューバという国に興味がわいた方も多かったのではないでしょうか。
こやま峰子さん、フレーベル館さん、いらしてくださったみなさん、ありがとうございました。