「『クリとゴマ』からクジラの骨まで」というタイトルを見て、「あっ!?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
作・なかがわちひろ アリス館 定価1540円
2011年9月に刊行されたなかがわちひろさんの『カモのきょうだい クリとゴマ』(アリス館)。
6月の大雨の日、巣が流されカラスに狙われていたカルガモの卵を助けたなかがわちひろさんファミリーの長男 ゲンさん。卵から孵った2羽のひな、クリとゴマが育って巣立っていくまでのひと夏のお話がたくさんの写真とイラストで描かれたノンフィクションの作品です。
刊行を記念して当店で「カモのきょうだい クリとゴマ ミニアルバム展」を開催させていただきました。
クリとゴマも、幼い頃からさまざまな生き物を飼ってきたゲンさんの経験があったからこそ、卵から孵り、育ち、巣立っていくことができました。
そして‥‥
2021年7月、そのゲンさんこと中村玄さんが『クジラの骨と僕らの未来』(理論社)を刊行しました。
著・中村 玄 理論社 定価1430円
生き物好きの少年は、ついに哺乳類最大のクジラの研究者になったのです!
今年の課題図書(高校生の部)にもなった『クジラの骨と僕らの未来』(理論社)は、ハムスターの骨格標本から留学を経てクジラとの出会いと研究を玄さんの言葉で綴っています。
そこで、私たちが知らないクジラの世界に触れてみたいと思い、お声がけさせていただきました。クジラの骨やヒゲ、調査風景の写真などを展示いたします。
また、なかがわちひろさんと中村玄さんをお迎えして、クジラのお話や生き物好きの少年がどのようにクジラの研究者になっていったのか、その過程を家族はどのように見守っていったのか、是非ご本人たちからお聞きしたいと思います。
子どもたちの好奇心を伸ばすために周りの大人たちができることは何だろう、そんなことを考えるきっかけになったらいいなって思います。
*8月8日(月)、9日(火)も営業いたします。
トークイベント
「『クリとゴマ』からクジラの骨まで」
なかがわちひろさん*中村玄さん
7月22日(金)、定員に達しました。ありがとうございました。
◆日 時 8月7日(日)14:00〜16:00
14:00〜15:00 中村玄さんのクジラのお話
15:00〜16:00 なかがわちひろさん*中村玄さん 親子対談
◆定 員 20名(小学中学年から大人・要予約)
◆参加費 1000円(中学生以下は無料)
◆16:15からのサイン会は、どなたでも参加できます!
*体調など各自のご判断でお願いいたします。
*マスク着用、手指消毒のご協力をお願いいたします。
*コロナウィルスの状況により、延期や中止になる場合には、逐次HPなどでお知らせいたします。