7月21日(土)第40回コガモ句会

7月21日(土)の夜、俳人の土肥あき子さんをお迎えして第40回コガモ句会が行われました。

今回の兼題は、「虹」。

街中で見る虹、海で見る虹、水遣りなど身近で見る虹など様々な虹が詠まれました。

高点句は、

小さき手ホースの先の虹にふれ    Yさん

外に出でよ虹見ゆの電話くれし友   Mさん

亡き人の渡り来るかに虹たちて    Mさん

片端は大海原に虹の橋        Kさん

そして、この日の席題は「団扇・扇子」。

「団扇も扇子も涼を得るために使うもので同じような小道具ではあるが、使用する環境は大きく異なります。」とのお話の後、作句に励みました。

高点句は、

大胡座背中掻いてる団扇の柄   Sさん

絵扇の富士山手中に収めけり   Mさん

言葉待つ扇子の骨を数えては   Aさん

団扇、扇子という夏の小道具が私たちの暮らしの中で様々な表情を見せる様が面白く、全員の句に点が入りました。

夏の風情を感じさせる テッセン(左)と紅花(右)

土肥あき子さん、参加くださった皆さん、ありがとうございました。

 

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