6月13日(日)いせひでこさん・かさいしんぺいさん トークイベント(2)

6月13日(日)、なんとか梅雨入り直前の晴天で当日を迎えることができました。ただ、蒸し暑い日が続いていたので、換気の他に暑さ対策も重要課題となりました。エアコンの他、空気清浄機、扇風機、サーキュレーターなどを設置しました。それでも開催できたことがとっても嬉しかったです。

そして、皆さんにも検温、手指消毒、マスク着用などご協力いただき、いよいよ第2回目のギャラリートークが始まりました。

この日も、絵本が出来上がるまでのプロセスを大事にしているいせひでこさんならではの、たくさんのラフスケッチ、エスキースを見せていただきました。

絵本の『ねぇ、しってる?』は、「だいじっこ」という散文詩と「ねぇ、しってる?」という短編小説が合体してできた作品ということもあり、かさいしんぺいさんご自身が詩と小説を朗読してくださいました。いせさんは、「だいじっこ」という言葉に感動、絵本にしていきたいと思い、その後、時間をかけて、お話を作り上げていきました。

しんぺいさん、いせさん、それぞれが悩みを抱えていた頃のお話もありました。一言一言が心にしみ、お二人の人生に対する真摯な姿勢が胸を打ちました。当時、しんぺいさんがいせさん、柳田邦男さんに送った「キタカル日誌」からうまれた『猫だもの』は、その頃のことを描いた作品です。

実は、しんぺいさんは、いせさんの中学生時代からの親友の息子さんなのですが、ある時から心の友に。キャッチボールのようなお二人の会話の端々にお互いへの深い信頼が感じられました。

参加者の方からいただいた花束を手に記念撮影。息もぴったりなお二人です。

今回も、笑いあり、涙ありの感動の90分間でした。元気をいっぱいいただきました!

トークの後のサイン会にもたくさんの方がいらしてくださいました。

ファンの方とお話ししながら、和やかなサイン会でした。

 

いせひでこさん、かさいしんぺいさん、ありがとうございました。

柳田邦男さん、『あの路』(平凡社)の山本けんぞうさん、『けんちゃんのもみの木』(BL出版)の美谷島邦子さん、ありがとうございました。

そして、お越しくださった皆さん、ありがとうございました。

原画展最終日の6月20日(日)の午後、いせひでこさん、かさいしんぺいさん、在廊予定です。

かさいしんぺいさんは6月19日(土)の午後にも在廊予定です。

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