11月20日(土)の昼下がり、10月に刊行された『ハムおじさん』(徳間書店)の作者 大桃洋祐さんがいらしてくださいました。
大桃洋祐/さく・え 徳間書店 定価2,090円
とってもおしゃれな表紙を見ただけて、ハムおじさんって? どこに行くのかしら?と思わず手に取りたくなりますよね。
品が良くて物静かなハムおじさんは猫のミートボールと一緒に暮らしています。ある朝、壊れた目覚まし時計を修理しに坂の上の商店街に出かけました。次々と買い物をし、なおしてもらった目覚し時計をもって帰り始めた途端… ハムおじさんの日常がほのぼのとユーモラスに描かれています。
絵本から飛び出してくるようなハムおじさんのコロコロした動きはアニメーション作家でもある大桃さんならでは! 伸びやかな線と大桃さん独特の色使いは子どもだけでなく大人の心をも明るく開放させてくれます。
「まるで外国の絵本のような線と色!」 昨年刊行された大桃さんのデビュー作『ぼくらのまちにおいでよ』(小学館)を見た時に感じた驚きでした。
大桃洋祐/作 小学館 定価1,650円
ライオンの花屋、ウマの郵便屋、カバのクリーニング屋… 人間や動物が一緒に暮らすまち。動物たちが楽しそうで、こんなまちにいってみたいなと思わせるような楽しい絵本です。
このような絵本を描く大桃さんってどんな方なんだろうと楽しみにしていました。
ドアから入ってこられた大桃さんは、穏やか笑顔の青年でした。二人のお子さんがいらっしゃる若いお父さまだそうです。
「街を描くことは人を描くこと」とおっしゃる大桃さん、『ぼくらのまちにおいでよ』も『ハムおじさん』もそんな大桃さんの視点からうまれた作品なのですね。楽しそうに絵本を作っていらっしゃるお話を伺い、それが私たち読者にも伝わっていることを感じました。
ハムおじさん、ミートボール、そしてハムおじさんが暮らす街のことをもっと知りたいなって思いました。
大桃洋祐さん、これからの作品がますます楽しみな作家さんです。
ハムおじさん、ミートボールのダブルサインはティール・グリーンに。
ハムおじさん、猫のミートボール、2種類のサインをいただきました。【限定各5冊】
大桃さん、ありがとうございました!
郵送もいたします。(1冊でしたら、ゆうメールで110円)
お声がけくださいね🦆