10月12日(水)から、「ティール・グリーンが選ぶ 中嶋香織の装丁のおしごと展」が始まりました。
壁いっぱいに飾られた本、本、本。どれも装丁家 中嶋香織さんが装丁した本の数々。あの本も!この本も!
そして、原画も何点かお借りして展示しています。
さとうゆうすけさん『ノロウェイ の黒牛』(BL出版)表紙、『夜の妖精フローリー』(学研)扉絵
平澤朋子さん「名探偵カッレ」シリーズ(岩波書店)の挿絵数点
たかおゆうこさん『くるみのなかには』(講談社)、高橋和枝さん『月夜とめがね』(あすなろ書店)表紙
北澤平祐さん『若草物語Ⅰ&Ⅱ』(講談社)表紙、種村有希子さん『かくれんぼ』(アリス館)
北澤平祐さん『赤毛のアン』(講談社)表紙
北澤平祐さんの原画の下には中嶋香織さんの自作絵本が並んでいます。
懐かしい本から最新刊の本まで並んでいます。
原画が会場を華やかに彩ってくれています。
そして、みなさんから中嶋さんの装丁のおしごとへのメッセージも寄せていただきました。メッセージを寄せてくださった作家さんは、なかがわちひろさん、たかおゆうこさん、高橋和枝さん、平澤朋子さん、さとうゆうすけさん、種村有希子さん、北澤平祐さんです。どれも素敵なメッセージです。中嶋さんへの信頼感にあふれています。ありがとうございます!
本って、テキストがあり、絵があり、そしてデザインがあって完成するのですね。
表紙に心ときめき、思わず手に取ってしまう本ばかりです。
11年前、初めて中嶋さんにお会いした時、私のお気に入りの本の多くが中嶋さんの装丁であることを知りました。当時、店頭でお薦めしていた「グリーン・ノウ物語」シリーズ(評論社)もその上品で美しい装丁に魅せられた本でした。それ以来、本の奥付が気になるようになりました。素敵だなって思った本の奥付に「装丁 中嶋香織」という文字を見つけると嬉しくなります。
いつか中嶋さんが装丁した本を壁いっぱい並べてみたいなと思っていたのですが、この度念願が叶い中嶋さんの装丁本の展示を開催することができました。150タイトルを越す本が並んでいます。
作家さんたちのご協力にも心より感謝いたします。
ずっと大切にしておきたい本、紙の本の魅力について皆さんと一緒に考えてみたいと思います。
きっと素敵な本との出会いがありますよ!
ぜひ、手に取ってご覧ください。皆様のお越しをお待ちしています🦆
会期は、10月30日(日)まで。
【中嶋さん在廊予定日】
10月16日(日)12:30〜18:00 *14:00〜15:30トークイベント(満員御礼)
10月21日(金)14:00〜
10月23日(日)12:00〜
10月27日(木)14:00〜
10月30日(日)12:00〜 *最終日