6月24日(土)の夜、俳人の土肥あき子さんをお迎えして第66回コガモ句会が開催されました。
兼題は、【さくらんぼ】
今、八百屋さんやスーパーなどでも見かけるさくらんぼ。その愛らしさにさまざまな句が詠まれました。
高点句は、
さくらんぼパリの朝市秤売り 幸江
器ごと光も盛るやさくらんぼ 真知子
口喧嘩今は中止のさくらんぼ 末子
この日の席題は、【夏越の祓】夏越、夏祓、茅の輪、形代
六月晦日の行事で、一年の半分が過ぎた無事を感謝し、罪や穢れを浄め、後半の無事を願います。神社によって「茅の輪」や「形代」を用います。
高点句は、
子どもらの何度もくぐる茅の輪かな 有希
勇み来て茅の輪の前に立ち止まる 悦子
まだ青き香りの茅の輪くぐりけり あき子
外つ国の人も交じって茅の輪かな 幸江
妻の分と二回茅の輪を潜りたる 節子
次回のコガモ句会は、8月26日(土)18:00〜19:30です。
兼題は、【花火】手花火、揚花火、遠花火
コガモの投句も受け付けています。「当季雑詠」、その季節の句であれば何でも大丈夫です。締め切りは8月26日(土)、直接お持ちいただくか、FAXまたは郵送でお願いいたします。
季節の移ろいを感じながら、日々の暮らしを彩る俳句。皆さんと一緒に楽しんでみませんか。ご参加をお待ちしています。