9月30日(土)スギヤマカナヨさん ギャラリートーク&サイン会

9月30日(土)の午後、『そだててみたら・・・』(赤ちゃんとママ社)の作者スギヤマカナヨさんとスペシャルゲストの小林宙さんをお迎えして、ギャラリートークを開催いたしました。

今回、原画展をさせていただいている『そだててみたら・・・』は、赤ちゃんとママ社から刊行されている絵本です。スギヤマさんには、二人のお子さんがいらっしゃるのですが、同じく子育て中だった担当編集者の西さんとともに、最初に『あかちゃんはおかあさんとこうしておはなししています』を作りました。

読み聞かせをしてくださるカナヨさん

赤ちゃんは、泣いたり、ぐずったり・・・五感を駆使して相手に伝えようとしています。言葉を話すようになった途端、見失っているものがあるのではとカナヨさんは語りかけました。

その後も、『おかあさん、すごい!』を作り・・・

 

「お母さん、すごい!」「なんでお料理がそんなに上手なの」って子どもは言います。いえいえ、お母さんだって苦手なことがいっぱいあったのです。でも、お母さんは子どもの喜ぶ顔が見たくって、頑張るのです。気が付いてみれば、人との出会いの中で自分が進歩させてもらったなって思ったのだそうです。それは我が子でも同じですね。

おとうさんが登場する絵本『おとうさんのクリスマスプレゼント』、『おふねにのって』『どんぐりころころ おやまにかえるだいさくせん』『うたう!ももたろう』『そだててみたら・・・』などご自身の子育ての体験から生まれた絵本の数々を読み聞かせをしながら紹介してくださいました。

驚くほどの創造力で描かれた動物と植物の図鑑もスギヤマカナヨさんの作品です。

 

作品の紹介と、絵本に込められた想いをお話くださった後は、『そだててみたら・・・』のタネつながりで、ゲストの小林宙さんが登場しました。

小林宙さんは、15歳の時にタネを販売する会社「鶴頸種苗流通プロモーション」を立ち上げ、日本の各地固有の野菜のタネを集めて販売しています。まだ幼児の頃から当店のお客様で、今は当店にてタネやジャガイモなどの野菜の販売もしています。昨年、カナヨさんが「なぜ、タネの販売を?」と声をかけてくださったのがきっかけで、今回の対談となりました。

 

小林宙/著 家の光協会

カナヨさんが宙さんに、伝統野菜のこと、アレルギーのこと、起業のこと、今後やってみたいこと等々、たくさんの質問をし、宙さんがそれに答える形で対談は進み、大いに盛り上がりました。

犬が大好きなカナヨさんが小学生の頃に書いていた「わんわん記録帳」。犬に関することがぎっしり書かれているノートを見せてくださいました。このノートはカナヨさんの原点とのこと、現在のカナヨさんの創作活動の源泉なのですね。「面倒臭いことが大切なんですよ」とカナヨさん。

好きなことをとことん追求する姿勢は、カナヨさん、宙さんに共通するものでした。

皆さんとお話ししながらのサイン会

笑顔が素敵な小林宙さんとスギヤマカナヨさん

タネがつないでくれたスギヤマカナヨさんと小林宙さん。

お二人の話を聞いて、みなさんの心にどのようなタネがまかれたのでしょうか?

そのタネを大切に育んでいただけたら嬉しいです。

スギヤマカナヨさん、小林宙さん、赤ちゃんとママ社さん、ありがとうございました。

そして、参加してくださった皆さん、ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です