3月2日(水)より、「あずみ虫 春の絵本展」が始まりました。
急に春めいてきたここ数日、ティール・グリーンの店内も一気に春がやってきたような明るさです。
今回は、『ぼくたちのきせき』(中川ひろたか・文 鈴木出版)、『おねぼうさんはだあれ?』(片山令子・文 学研)、『わたしがテピンギー』(中脇初枝・再話 偕成社)の3冊の絵本の原画が所狭しと並んでいます。
中川ひろたか・文 あずみ虫・絵 鈴木出版
この広い宇宙の中の地球という星のこの国で、同じ時代に生まれ、この園で出会いともだちになって、いっぱい遊び、けんかもした。そして一緒に卒園する。私たちの出会いは、この偶然の積み重ねがあってこその素晴らしい「きせき」。春、卒園の時期に読みたい絵本です。
ダンボールを切って彩色している原画
楽しい街の様子
片山令子・文 あずみ虫・絵 学研
うさぎのミミナちゃんは、冬ごもりからなかなか起きてこない友だちを起こしに行きます。「おきて おきて、もうはるよ」「おねぼうさんはだあれ?」おひさまのはらの春の香りがしてくるようです。
誰も起きてくれないので、おひさまのはらのぽかぽか暖かいひなたに座っていると… うとうと眠るミミナちゃんがなんとも愛らしい💖
中脇初枝・再話 あずみ虫・絵 偕成社
「女の子の昔話えほん」シリーズの中のハイチのおはなし です。
テピンギーは、新しいおかあさんと暮らしている女の子です。ある日、知らないおじいさんの召使いにされそうになりますが、素敵なひらめきと友だちの助けでこのピンチを乗り切ります。
わたしがテピンギー わたしもテピンギー わたしたちもテピンギー
女の子が知恵と勇気で困難を乗り切る愉快なお話を躍動感あふれる原画でお楽しみください。
ホッキョクグマ、ヒグマなど動物の親子の額絵を展示販売しています。
中川ひろたかさんの絵本も並んでいます。
あずみ虫さんの絵本(サイン本)
*あずみ虫さんが、絵本『ぼくたちのきせき』の一場面を、マグネットにしてくださいました。
さっそく人や車や建物のマグネットを自由に動かして、街を作って遊ぶ兄弟。とても楽しそう😃 どんな街ができるのかな?
アルミ板をカットして絵の具で着彩する技法で描かれたあずみ虫さんの絵本は、立体感があって生き生きとしています。アルミ板の輝きなど原画ならではの発見も!
*会期は、3月27日(日)まで。
3月6日(日)15:45からのサイン会は、どなたでも参加できます。
あずみ虫さんの在廊日は、3月10、11、12、24、25、27日。いずれも午後1時頃から。
皆様のお越しをお待ちしています🦆