8月24日(水)より、『れいちゃんのきせつのせいかつえほん』(すとうあさえ・文 高橋和枝・絵 のら書店)が始まりました。
れいちゃんは小学1年生、保育園に通っている妹のゆうちゃん、とうさん、かあさんとの4人家族です。
春、夏、秋、冬、季節の移ろいの中でれいちゃんと家族の生活を描いたおはなしです。
今回は、夏と秋を中心に原画を展示しています。
夏、おばあちゃんの家におとまりに行き、ホタルを見たり、かあさんの小さい頃にかいた絵や作文を見せてもらったり、さまざまな体験をします。
秋、庭しごとを楽しんだり、「おいしいもんパーティー」でどんぐりをフライパンでいって食べたりします。日々の暮らしを豊かにするヒントがいっぱい!
れいちゃんと家族のさまざまなシーンが、色鉛筆でほのぼのと描かれています。色鉛筆でこんなに深い色合いになるのがすごいなって思います。なんだか日本画のようにも見えてきます。
季節が巡り、さまざまな体験をし、ちょっぴり大きくなったれいちゃんとゆうちゃん、その成長ぶりが画面から伝わってきます。
高橋和枝さんの絵本がたくさん並んでいます。サイン本です。通販もいたします。
気になる本がございましたら、お声がけくださいね。
高橋和枝さんの制作ファイルも展示しています。れいちゃんの家族の具体的な設定や家の間取りなど、絵本をより楽しむことができますよ。ぜひ、ご覧ください。
「そのいくつもの体験は少しずつ積みかさなって、れいちゃんの記憶の中に刻まれていきます。そしてれいちゃんの底力となって、大人になったれいちゃんを支えてくれると思います。」
(すとうあさえさんのあとがきより)
日々の何気ない暮らしを楽しんでいきたいですね。
原画展は9月18日(日)まで。
皆様のお越しをお待ちしています🦆
*トークイベントは9月4日(日)14時から15時半まで。お申し込みを受け付けています。
【高橋和枝さん 在廊日】
8月28日(日)、9月4日(日)、9月14日(水)、9月18日(日) いずれも午後。