9月30日(土)高橋和枝さんの茶話会&サイン会

9月30日(土)の午後、「月夜とめがね」の画家 高橋和枝さんをお迎えして茶話会がありました。

最初に、高橋和枝さんが「月夜とめがね」を朗読してくださいました。高橋さんの静かで優しい声が響きます。

朗読する高橋和枝さん(左)とあすなろ書房の編集者 吉田亮子さん(右)

「月夜とめがね」は高橋さんが子どもの頃から好きなお話で、このお仕事をいただいた時から岩絵の具で描こうと思ったそうです。岩絵の具で描くことに不安もあったけれど、自分の中で「うれしい絵」を描きたかったと語る高橋さん。岩絵の具に対する強い憧れが私たちにも伝わってきました。高橋さんのお話を聞いて、あらためて原画を見ると、奥の深い岩絵の具だからこそ幻想的で美しい月夜を描くことができたことがよくわかります。じっくり時間をかけて描かれた作品は、見るものに感動を与えます。

「高橋さんの絵には、花一輪にも詩情を感じる」と語る編集者の吉田さん。

お二人から、本が出来上がるまでのお話を聞かせていただきました。

この日は和菓子が2種類、「桔梗花」と「月環」。どちらかお好みで。

「月夜とめがね」のサインはめがね売りと女の子の2種類。「どちらにしますか?」

この日は、高橋和枝さんのファンの方がたくさんいらしてくださり、会場は和やかな中にも熱気に包まれていました。

高橋和枝さん、あすなろ書房の吉田亮子さん、お越しいただいた皆さん、ありがとうございました。

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