１０月１２日（木）の午後、朝日小学生新聞の人気コラム「大勢の中のあなたへ」「机の前に貼る一行」を連載された ひきたよしあきさんが近くのK小学校での講演会の帰りにティール・グリーンに寄ってくださいました。

広告会社「博報堂」のクリエイティブプロデューサー ひきたよしあきさんが子どもたちへ綴った８２通の手紙が『大勢の中のあなたへ』です。

ひきたよしあき／著　杉浦範茂／絵　朝日学生新聞社　本体1300円

そして、子どもたちとの文通を重ねるうちに、さらに子どもたちに「考えること」をうながしたいという思いで書かれたコラムが「机の前に貼る一行」です。小説や童話の言葉ばかりでなくビジネス本や有名人の名言なども選ばれています。

ひきたよしあき／著　杉浦範茂／絵　朝日学生新聞社　本体1300円

どれも、子どもを子ども扱いせず一人の「考える人」として向き合って書かれています。これらの「言葉」を書いて机の前に貼り、じっくり眺めることによって、物事を深く「思う力」、「考える力」、つまり「思考力」が強くなるはずだとも。

ひきたさんの本を読んでいると、「言葉」の力を強く感じます。机の前に貼ってみたくなります。大人にもぜひ読んでほしい本です。

店頭に並んでいます。『机の前に貼る一行』の中にも『君たちはどう生きるか』（吉野源三郎／著）の中の一行が入っています。一緒に並んでいますので、ぜひ手にとってご覧ください。

お店の前で、ひきたよしあきさんと記念撮影！

ひきたさんは笑顔の優しい方でした。

大勢の子どもに向けて発信する新聞の中で「この言葉であなたが少し変わったら手紙で教えてください。必ず返事を書くからね。」という文末の言葉に驚きました。そして、どんな時でも子どもたちに必ず返事を書いていらっしゃるひきたさんに心から感動しました。

ひきたよしあきさん、ありがとうございました。