最新刊『名探偵カッレ 地主館の罠』入荷しました! 

皆さん、お元気ですか?

暖かい日にほっとしたとたん、翌日は大雨で肌寒くなったり、体調管理が難しい日が続いています。お気をつけくださいね。

先日、「名探偵カッレ」シリーズ3部作の2作目『名探偵カッレ 地主館の罠』が入荷しました!

昨年の9月に新訳・新装版シリーズ「リンドグレーン・コレクション」の一つとして「名探偵カッレ」シリーズが菱木晃子さんの訳、平澤朋子さんの挿絵、中嶋香織さんの装丁で刊行されました。第1作目は『名探偵カッレ 城跡の謎』、そして今回2作目は『名探偵カッレ 地主館の罠』です。

アストリッド・リンドグレーン/作 菱木晃子/訳 平澤朋子/絵 岩波書店 本体2000円

シリーズ1作目。北欧の長い夏休み、のどかな田舎町に暮らすカッレ、アンデッシュ、エヴァロッタの仲良し三人組は、突然現れた怪しげな「おじさん」の秘密を探りますが・・・名探偵カッレ・ブロムクヴィストは鋭い洞察力と的確な判断力で、仲間とともに大活躍します。

アストリッド・リンドグレーン/作 菱木晃子/訳 平澤朋子/絵 岩波書店 本体2100円

シリーズ2作目。『名探偵カッレ 城跡の謎』から1年後の夏休み、カッレたちの夏休みといえばバラ戦争!名探偵カッレ・ブロムクヴィストも、勇敢な白バラ軍戦士のひとりとしてアンデッシュ、エヴァロッタとともにバラ戦争に熱中します。そんなある日、仲間のエヴァロッタが殺人事件現場に出くわしてしまい・・・今回は赤バラ軍のシックステン、ベンカ、ヨンテも大活躍、ハラハラドキドキの展開です。

菱木晃子さん、平澤朋子さんの読みやすくて躍動感溢れるカッレくんは、本格的な探偵小説であるばかりか、「バラ戦争」遊びに全力で没頭する子どもたちが生き生きと描かれています。

「名探偵カッレ」シリーズは、作者のリンドグレーンがスウェーデン国立犯罪技術研究所の初代所長に就任したハリー・セーデルマンの秘書として働いていたこともあり、犯罪に関する様々な知識を身につけたようで、犯人の心理など作品の細部に至るまでリアリティが感じられるのも頷けます。大人が読んでも十分に楽しむことができます。

「Stay Home」のこの時期、少し長い物語を読んでみませんか。

ご注文くださった方には、素敵なブックカバーをかけてお送りいたします。

このブックカバーは、なんと!「名探偵カッレ」シリーズの挿絵を描かれた平澤朋子さんがデザインしてくださったティール・グリーンオリジナルブックカバーです! 本を読む楽しさや本とともに成長する喜びが伝わります。落ち着いた色彩のおしゃれなブックカバー、どうぞお楽しみに!

『名探偵カッレ 城跡の謎』『名探偵カッレ 地主館の罠』、ともに在庫があります。送料180円〜WebサイトのContactからご注文ください。

ご注文をお待ちしています🦆

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