6月7日(水)かわしまはるこさん『あまがえるのたんじょう』原画展、始まりました。

6月7日(水)より、かわしまはるこさんの『あまがえるのたんじょう』(作・たてのひろし 世界文化社)原画展が始まりました。

作・たてのひろし 絵・かわしまはるこ 世界文化社

4月下旬にの刊行された『あまがえるのたんじょう』は、人気の「3匹のあまがえる」シリーズ第3弾であり、シリーズ最終章の作品です。

あまがえるたちの奇跡のような命の誕生と出会いを、かわしまはるこさんの透明感あふれるみずみずしい絵で描いています。

夜の水辺であまがえるが卵を産むところからお話が始まります。

かわしまさんのお庭で咲いている紫陽花

今回のお話は、前半は卵からおたまじゃくしが孵り、体が変化していく様子が科学絵本としてしっかりと描かれています。そして、「みずの そとへ でたいなあ」と水から岸に上がるのです。

「はじめて みる けしき」

そしてそこからあまがえるたちの擬人化が始まり、生き生きと話し、動き始めます。

原画は全点並んでいますので、そんなあまがえるたちの変わっていく様子がよくわかります。原画展ならではの醍醐味です。

「あまがえる」シリーズは、すべてサイン本です。

躍動感あふれるあまがえるたち、いまにも画面から飛び出てきそうです。

舘野鴻さんの著作本も並んでいます。

かわしまはるこさんとたてのひろしさん

初日に在廊してくださったたてのさんとかわしまさん、お越しくださった皆さんにあまがえるのこと、観察のこと、飼育のことなど熱く語ってくださいました。

長い期間観察を続けていらっしゃるかわしまさんの原画は、臨場感にあふれ、湿気や匂いまで感じられます。あまがえるも、愛らしく思わず手の上にのせたくなってしまうほどです。かわしまさんのあまがえるたちへの愛情を感じます。

ラッタ、チモ、アルノー、3匹のあまがえるたちの奇跡のような誕生と出会いをお楽しみください。

原画展は、6月25日(日)まで。

皆様のお越しをお待ちしています。

 

【かわしまはるこさん在廊日】

6/7(水)11:00〜 6/10(土)14:00〜 6/11(日)14:00〜 6/18(日)11:00〜 *14:00〜16:00は予約者のみのトークイベント  6/24(土)14:00〜 6/25(日)14:00〜

【たてのひろしさん在廊日】

6/7(水)13:00〜 6/11(日)14:00〜 6/18(日)13:00〜 *14:00〜16:00は予約者のみのトークイベント

 

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